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狂牛病(BSE)情報1093 英でヒトの狂牛病拡散、調査開始 [平成阿房伝]

12月3日(火)13   STEVE CONNER THE INDEPENDENT


下院委員会、病院でのvCJD脳症拡散の可能性に調査開始


ヒトの狂牛病である病院での広がる危険性について、下院による調査が始まった。これは変異型クロイツフェルトヤコブ病(vCJD)感染の原因である組織や臓器の提供や手術用器具についての検査が不十分であったからだ。
 下院科学技術委員会は、査問会を立ち上げた。プリオンタンパク質が原因で退行性で致命的な脳症であるvCJDが無自覚に2000人に1人の割合で感染する可能性があるという研究者の報告を受けてである。  
委員会は、汚染されている血液や臓器であるかを確認する実用的な血液検査はないことや、手術器具を消毒する現在の方法ではプリオンは消滅しないということもヒアリングした。
 この委員会の長であるAndrew Miller下院議員は、彼と委員はこの不治の病で177人が亡くなり、いまだに公衆衛生に関して明らかなリスクを出る可能性を聞いて「非常に懸念している」と表明。

 「汚染された牛肉を食べての病気を起こすリスクはかなり前に下火になったが、医療処置を通じて感染が無自覚に広がる可能性があることだ」とMiller議員は言う。

 「医療器具の適切な消毒ができないことで感染することや、もっとおそれることは、血液や臓器で汚染が広がることだと聞いた。政府がこの恐れをあるがまま真剣に受け取るかを知りたい」という。

「我々のこの査問がさらに詳しく調査することになり、さらに提供された血液や組織・臓器の重要な供給を保護する方法を再考することになる」と付け加えた。

 ロンドン大学医学評議会プリオン部会の責任者でもあるJohn Collinge教授は先週、厚生省とNHS(イギリス国立病院)は手術器具を新しい消毒方法を使わなかった。それは「オーダーメ-ドの生物学的粉末洗剤」と呼ばれるもので、金属の表面に貼りつけてプリオンを殲滅できると言う

 教授は、手術を受けた何百人もの患者がvCJDの患者に使用した同じ手術用具で手術を受けた後、プリオンに感染していると聞かされたという。

 「これらの人たちの命を枯死させている、この研究を適用することでこれら全てのことは数年以内に避けられるシステムがただ機能しなかったことが極めて異常である」と教授はいう。


ひとこと:イギリスでは2000人に一人の割合で、潜在的にヒトの狂牛病になる可能性があるという報告は驚かざるを得ない。その原因が血液や提供される臓器であることがわかっている。さらに手術器具の洗浄問題である。プリオンは通常の消毒方法では破滅しないのである。残るのである。それがまたヒトの狂牛病を感染するのだ。日本ではそんなことも聞かない。問題になってもいない。日本でも起こっているはずと思うが・・・。
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