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狂牛病(BSE)情報1101 米で病気の牛の肉、4000トンが回収 [平成阿房伝]

2月10日(月)14 Eat Drink Better

  
      約900万ポンドの牛肉がリコール

900万ポンド(4000トン)の牛肉がリコールされている。カリフォルニアのPetalumaにあるRancho Feeding Corporationは、アメリカ農務省食品安全検査部(FSIS)によると、8,742,700ポンドの牛肉を回収している。

 病気の健康でない牛がその工場で加工されたという理由で回収されている。「病気の」という意味は、これらの家畜はあきらかに病気であると聞こえる。「不健康」とは、単に病気の症状が出ていたことを意味する。しかし、病気かもしれないし、かもなかったかもしれない。検査されて病気であることが判明するまで、狂牛病の可能性のある歩けない牛は、不健康と分類される。
牛肉はカリフォルニア、フロリダ、イリノイそしてテキサスの小売りセンターや流通センターに送られていた。FSISはこれらセンターの名を公表していない。この牛肉が食べられているかは分からない(だが誰かは知っている、しかしあなたでもないし、わたしでもない)。

 今までにこの牛肉で病気になったという報告はない。FSISはこの肉製品を食べることによる病気の発生の確率は非常に高いと通告している。

 さらに悪いことに、2013年1月1日から2014年 1月7日に加工された製品である。ちょうど1年にわたって9百万ポンドの肉が製造されていたことになる。たくさんの人がこの肉を食べたようだ。
 リコールの対象となっているRancho Feeding Corporationの製品は以下の通り。

・ 牛枝肉   ・ ヘッド   ・ 牛の血   ・ オックステール   ・ 頬肉   ・ 唇   ・ センマイ   ・ 小腸   ・ 精巣Mountain oysters ・シビレ(膵臓)Sweet Breads ・肝臓   ・胃袋   ・タン ・仔牛カット   ・仔牛骨   ・牛足   ・心臓    

ひとこと:内部告発があったのだろう。ホルモンが大半で、30ポンド詰めか、60ポンドつめである。業務用であろう。このように病気の牛の流通ルートがあるのだ。日本でも病気の家畜の肉が串焼きに調理されている光景は、車谷長吉の小説に出てくる。アメリカではこの種のものは狂牛病危険部位として使用が禁止されている。メキシコ料理とかポルトガル料理でも使われる、内臓は。文化なのである。どこの国でもあるだろう。病気であれば、特に牛は狂牛病になる可能性がかなりの確率で高くなる。
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