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狂牛病(BSE)情報1116 米 狂牛病危険部位を除去せずに牛肉、1年販売 [平成阿房伝]

8月29日(金)14 WMTW


メイン州の工場、牛肉をリコール

25,000ポンドに上る牛肉


GREENE、メイン州-メイン州の企業が2013年11月から今年8月に流通した牛肉25,192ポンドをリコールしている。

 GREENEのBubier Meats社がリコールしている。後根神経節という神経細胞を牛肉から完全に除去できなかったという理由で・・・とメイン州の農業局が発表。肉はポートランドなどで売られていた。

 後根神経節は脊椎に位置する神経組織で、特定危険部位(SRMs)とされ、30ヶ月以上の牛は特定危険部位を完全に除去しなければならないSRMsは牛スポンジ状脳症(BSE)にかかる可能性が他の部位より高いという。

 BSEは狂牛病としても知られている

 しかしBSEはきわめてまれではあるが・・・、人がかかることもあるという。

 アメリカでは今までにわずか4頭だけが狂牛病にかかっただけだともいう。


ひとこと:特定危険部位(SRM)とはBSEに自然感染あるいは実験的に感染した牛での伝達性が実証されている部位であり、BSEの原因とされる異常プリオン蛋白が蓄積されやすい部位の総称です。米国では以下のSRMを食品として使用することが禁止されています。 30ヶ月齢以上の牛: 頭蓋、脳、三叉神経節、眼球、脊柱(尾椎・胸椎・腰椎横突起・仙骨翼を除く)、脊髄、背根神経節、扁桃、小腸(SRMとしては回腸遠位部のみ) 30ヶ月齢未満を含むすべての牛: 扁桃、小腸(SRMとしては回腸遠位部のみ)  出典「米国食肉輸出連合会」

 上がアメリカの危険部位除去の規定。一年近くも続いていたのだから規制の意味は全くない。危険部位が除去されなかった牛肉が市場に一年間流れていたことだ。定期検査で分かったという。お粗末な検査としか言いようがない。そのような肉を日本は輸入している。危険部位が除去されているかどうか、牛肉は答えてくれない。10年後、せめて20年後には答えを出してくれる。つまり病気が発症するときだ。一昨年も、と畜場で死んだ牛をたまたま検査したら本当の狂牛病だった。死んだ牛を加工してはいけないことになっているのだが・・・。
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