SSブログ

石のつぶやき1068 誰が無理を通した?豊洲市場 [平成阿房伝]

ふたこと:今頃になって豊洲市場の工事入札がおかしいというような報道がなされている。次の記事を見ていただきたい。金額は落札額、%は落札率。 青果棟(5街区)=鹿島・西松・東急など7社JV 259億3,500万円 99.96% 水産仲卸売場棟(6街区)=清水・大林・戸田など7社JV 435億5,400万円 99.88% 水産卸売場棟(7街区)=大成・竹中・熊谷など7社JV 339億1500万円 99.87% 引用 赤旗2月4日(金)14より 2年前に分かっているのに他のマスメディアは、これを報じていたのであろうか?これは談合というより随意契約である。一工事に一共同企業体しか参加していない。大手ゼネコンが全力参加である。みなで渡れば、の発想である。工事価格をつり上げたのである。予定価格などあってないようなもの。この手法はオリンピック関連事業も同じことだ。予算などあってなきがごとしの様相を呈している。それでも認める発注者というのは一体何なのか。自分の金で家を建てる場合、予算を超える金額の物件をまず選ばない。予算の範囲でしか買えない。税金という公金を使う場合、湯水のごとく使う卑しい根性になってしまう。それはなぜか?バクシシなのである。古来金の動くところに賄ありということだ。汚職天国の中国を馬鹿にしている日本人は多いようだが、いまだになくなった話は聞くことはない。あの手この手で品を変え、ノーパンしゃぶしゃぶというのもありました。  オリンピックの工事受注企業JVの中に必ず東光電気工事株式会社が顔を出しています。これはどなたと関係のあった企業でしたか?彼の政治献金の報告書には当該企業だけではなく、記入された献金企業が工事を受注している。不思議ですね。それより東光電気工事株式会社のことですが、実質仕事ができないですよね。そんな数の社員がいる訳もない、仕事をこなすには・・・。で、下請けを使うという構造。上前をはねればそれですむ。もちろん大手ゼネコンも下請けまかせ。このような構造はありとあらゆるところで行われている。そして税金は食い物にされてきたのだ。税金を多く使った官僚が有能なのである。50年前の古証文がいまだに生きている。官僚の執念やいかに。凍結は必ず解凍させる。必要だとか必要でないとかの論理はない、決めたことはやる、粛々と。それが有能な官僚だ。とにかく他人の金だから・・・。それが莫大なバクシシを生み出している。政治家や官僚にとって天国である。 庶民の小さな事には動く司法。大きな案件、特に与党の絡んだ汚職事件を放置するようになった。巨悪がまた蔓延るようになった。  今回の小池都知事の豊洲市場の問題の追及の仕方は、なかなか見応えのあるものである。こんな不可思議なことが今までは、なんの疑問も挟まれないまま罷り通ってきたのだ。どこまで解明されるかは、マスメディアの立ち位置如何であろう。

9月10日(土)16   21:16 日本経済新聞


小池知事、豊洲の安全性検証 盛り土未実施問題


 東京都の小池百合子知事は10日、都庁で記者会見し、築地市場(中央区)が移転する予定の豊洲市場(江東区)で、土壌汚染対策の盛り土が主要な建物の地盤で行われていなかったと発表した。小池知事は「盛り土をするというこれまでの説明は正しくない。訂正する」と述べた。市場移転で新たな問題が発覚したことで、知事が延期を決めた移転時期にさらに影響が出る可能性もある

 市場移転は当初11月7日の予定だったが、小池知事は来年1月の環境調査の結果を待って移転時期を判断する。今後の判断への影響については「安全性の確認をしっかりしたい。予断を持たず、色々なケースを考えたい」と語った。

 豊洲市場は土壌からベンゼンなどの有害物質を検出。このため都は有害物質を含む土を除去し、きれいな土を盛る土壌汚染対策工事を実施したと説明していた。しかし実際には主要な建物の地盤には盛り土をせず、コンクリートで塞いだ

 都は「コンクリートによる遮断でも安全性を確保している」との認識。ただ、過去に土壌汚染を調査した専門家会議はコンクリートによる安全性を確認する前に解散していたことも判明した。

 小池知事は「間違った情報を与えると、都政への信頼回復と逆行する」と指摘。盛り土と安全性の関連について、当時の専門家会議のメンバーから改めて意見聴取する考えを示した。近く発足する市場移転に関するプロジェクトチームでも土壌の専門家を交え、安全性を検証する。

 小池知事は「当時の担当者にも話を聞かなければならない」とも述べ、2011年から始めた土壌汚染対策に携わった都幹部らからも事情を聴く方針だ




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。