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石のつぶやき1132 解散の理由はもりかけ封印 [平成阿房伝]

9月22日(金)17
   
何で安倍は解散という選択をしたのか

 安倍は8月3日に内閣改造をした。仕事内閣、仕事の出来る内閣と自負していた安倍。支持率は少し上がったらしい。北朝鮮のミサイルのおかげで内閣支持率は上がっていったらしい。ミサイル発射毎に北朝鮮に圧力を加えると吠えまくる。最大限に危機を煽る。NHKのラジオ放送は、戦時モード。同じことを意味もなく必至にくり返す。安全な場所に逃げてくださいという。ミサイルに耐えうる設備がどこにあるのだろう。それでも可哀想な日本人は健気に訓練している。精神構造は戦前と全く同じだ。さらにJアラートと称するもの、北海道を通過するのがわかっていながら関東まで危機感を煽る。高度から言えば宇宙空間を飛ぶのである。人工衛星と変わらない高度、ただ日本の上空を通過するだけ。それなのに電車も止まる。こういう演出をすれば誰でもミサイルは日本に飛んできてもおかしくないと思う。不安になる。Jアラートは空襲警報なのである。いつ頃からか「安心ラジオ」とNHKは言い出した。避難しているときはラジオが唯一の情報源、それが戦前と同じ大本営発表をやるという構図になっている。

あれだけ危機を煽っておきながら、安倍はのんきにゴルフしていたり、官邸に詰めていることはしない。官邸に泊まるときの次の日がミサイルの発射日。事前にわかっているのだ。であれば、危機を煽る必要はないはずだ。ところが安倍は支持率のためなら何でもする。その結果支持が不支持を上回った。それだけの話であろう。ところが安倍の反応は違った。
 その前に国会閉会後の流れをなぞっておく。安倍は閉会審査も一度だけ出ただけで、もりかけに関しては何の説明もしなかった、できなかった。はぐらかしただけだ。ただかけの獣医学部申請は今年1月20日に知ったと前言を訂正した。野党は臨時国会の開設をずっと要求していた。が、3ヶ月以上も放っておき、9月28日に臨時国会を開くことを勝手に決めた。自民党の改憲案でさえ、国会議員40人以上の要請で20日以内に臨時国会を開かなくてはならないとしている。今まで野党の要求にここまで無視した内閣はなかった。やりたい放題の国会無視である。数の驕りである。そう三分の二以上の支配、何でも出来る。戦後レジームの脱却、大日本帝国回帰、それが安倍の望みであった。秘密保護法、戦争法、共謀罪そして仕上げが改憲で、もう目の届くところに来た。臨時国会に提出する流れであったはずだ。だが安倍の反応は違った。9月15日になって解散をちらつかせ、18日に解散を決めた。それも臨時国会冒頭解散というのである。国会論議をしない、国会を無視する極めて異例な解散である。そこまでしなくてはならないのは何故か?やはり安倍がおそれていたのはもりかけである。すでに勝負はあった。籠池元森友学園理事長を偽証罪で訴えられなかったことだ。そしてとどめは、国有地値切り交渉の音声テープである。佐川は嘘を突き通していたことが証明された。かけでは、もりと同じようにあったものをないと嘘を言い、嘘をつけない場面では記憶にないと誤魔化してきた。もりかけは安倍夫婦が全面的に関わってきたのは火を見るよりも明らかである。それをないことにしようとして解散に安倍は踏みきったのである。過半数を確保すれば、わたし安倍は国民に信任されたと居直る気でいる。だからもりかけが問題にされたとしても民意を反映しているから無視することを目論んでいる。解散の理由はもりかけだけである。
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