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石のつぶやき1146 黒人に対する侮辱である、でもと思う人もいるのよね [平成阿房伝]

ふたこと:この御仁は、日本の男の本音を吐いた。安倍晋三の本音を身代わりに吐いた。お前がかけを認めたなんて嘘つきである。でもこの発言は、本当にそう思っているからそう言っただけである。このアフリカだって自民党の議員が割り振りされた利権構造のひとつの例だろう。この御仁にはそれをうらやましいと思ったのか、つい本音が出ただけだ。でもその黒は、おまえもわたくしも同じ部類であると知った上で言っているのか。  ずいぶん前に南アフリカ国で日本人が「名誉白人」であることを嬉しそうに謳った記事があった。日本人というのはこの程度なのである。恥ずべきことが名誉となった。これは悲しいかな、日本人の原点でもある。明治以降、食えない日本は移民を奨励した。棄民の始まりである。ハワイ、アメリカと移民した。アメリカでは中国人がクーリーとして扱われていた。それにとってかわった日本人。日本人のがんばりがやがて「黄禍」となってアメリカから非難される口実となった。一等国になりたい日本国、白人のアメリカと並びたい、その一心であった。ところが白人支配の米国にとって、日本人は差別の対象でしかなかった。それが、米国民であったはずの日系の人達を強制収容所に閉じ込めることにつながった。  トランプは再確認した、安倍に会う前に「パールハーバーを忘れるな」と釘を刺した。そして横田基地に降り立った。日本はアメリカの属国だということを世界に再認識させた。日米同盟の強化をうたう安倍に同等ではないということを世界に知らしめた。パールハーバーの対価は、日本人の犬死にをもたらした。焼夷弾による徹底的な焼き尽くす作戦を日本本土に敢行した。日本国は国体を守るために沖縄を犠牲にした。とどめは広島、長崎である。日本人は原爆のモルモットにされたのである。同盟国であったドイツは、ドレスデンの大空襲はあったものの、アメリカでの強制収容所も原爆投下もなかった。このことを有色人種、日本人は忘れてはならない。  あなたも、わたくしも黒人に対して素直に受け入れる、当たり前の人権を曇ガラスを通してみているのではなかろうか。それが今の日本の、日本人でない人達に対する差別を醸成する麹黴なのかもしれない。でもカビは湿度を低くすれば少なく出来る。しかしウイルスは湿度を上げなければ蔓延する。しかし差別や人権は、人間が人間として社会に生きていくのにあってはならないものと、絶対に必要であるものとして獲得してきたものであったはずだ。それをなかったことにするに等しい発言は、あってはならないということを確認しておきたい。


11月25日(土)17     16時59分 時事通信


アフリカを「あんな黒いのが」=2日後に撤回―山本前地方創生相

 自民党の山本幸三前地方創生担当相が23日夜、北九州市で開かれた三原朝彦同党衆院議員の会合のあいさつで、アフリカ政策をライフワークとする三原氏に触れ「何であんな黒いのが好きなのか」と発言していたことが分かった。不用意な発言で人種差別との批判を招きそうだ。
 発言は三原氏を紹介する際、「ついて行けないのはアフリカ好きなところだ」と前置きした後に出た。山本氏は25日、福岡市内で記者団に「アフリカ大陸を示す意味で、彼が頑張っているところを示す意味だ。人種とかそういう観点は全くない」と釈明。「誤解を招くということであれば撤回したい」と語った。
 山本氏は担当相だった今年4月、博物館などで働く専門職員の学芸員を「一番のがん」などと批判。その後、発言を撤回し、謝罪に追い込まれたことがある。 
[時事通信社]


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