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石のつぶやき1162 謹賀新年2020 [平成阿房伝]

1月4日(土)晴後曇
 
 謹賀新年
  飼い猫に咬まれた。手当はしたが痛みで眠れず、手首から先がぱんぱんに腫れた。病院に連れて行ってもらい、点滴、飲み薬と塗り薬の処方を受けた。一ヶ月近くたっても手首の痛みは残り毒は消えていない。何事も億劫になり、先送りする。
「人生に敵が二つある。性急と怠惰である。一つだけあげるなら、性急だ」(カフカ)と・・・。
 皆様のご健勝をお祈りいたします。
    二〇二〇年   元旦  

3匹いるネコの一匹が顔を見せない。数日経つので心配になる。母屋に居るだろうと様子を見に行く。母屋は荷物置き場になっていて時々訪れるだけだ。風通しだけはする。玄関の三和土が濡れている。雨漏りでもしたのか、上を見ても漏れている気配はない。はたと思い至った、ネコが我慢できずに用を足したのだと・・・。間違いなくネコはいる。探すとやはりいた。逃げようとするので捕まえて抱いてやる。逆らって逃げようとするので力を入れる。すると猫は噛みだした。服の上から何カ所も咬む。手首を手ひどく咬まれる。思わず放つ。皮がめくれ、血が出ている。後で分かったことだが、ネコは尻の辺りに大きな傷を負っていたのだ。雄ネコにやられたのだろう。それを知らずに力を入れて抱いたものだから、ネコも痛かったのだろう。手を振り解こうと咬んだのだ。ネコも病院に行き、わたくしも病院に行った。
 免疫力が確実に落ちている。一昨年の抗がん剤治療の影響かは分からない。

1月5日(日)曇のち晴
 こんなこともあった。去年の10月、夜中に足の指に痛がゆさを感じたが、それほどでもなかったので確かめもしなかった。1週間して夜中にその痛がゆさが気持ち悪く、確かめてみると指の間に黒い小さなものが有った。マダニである。糸切りばさみの先端でその黒いものをそぎ落とした。それでも痛みは残った。くるぶしが痛みを感じるようになった。異様に腫れた。山を歩いていたので痛めたのかと思った。湿布をしても何の効果も無かった。歩きすぎるとくるぶしは痛んだが、歩けないことはなかった。使いすぎての痛みではなく、毒(ダニの)で腫れていたのだろう。1ヶ月近く腫れはひかなかった。
 動物に咬まれてずいぶん時間が経って死んだとか、マダニに噛まれて2週間後に死んだとかの新聞記事を散見した。他人ごとではないと感じ入った。免疫力が落ちると癌になり何でもないことで死に至ることがあり得るのだ。

 1月5日という日は、一昨年朝食が詰まった日であった。初めてのことだった。飲み込めなかった。その後、内視鏡で五センチの腫瘍がある「食道がん」と診断され、6回の入退院をくり返し、1昨年11月22日の退院から現在まで入院することはなくなった。だが骨の癌があるかを見極める検査では、頭蓋骨の側頭部と頸椎に癌があると影が映っている。

 山はどうかと言えば、昨年は一昨年同様不作であった。去年は20日以上遅れて出だしたキノコだった。一昨年よりはましだった。シメジが何年ぶりかで一株あった。もう絶滅したと思っていた。アミタケは少しあったがクロカワは悲惨だった。シカやイノシシが喰っているのか、これほどとれなくなったのも変だ。キシメジはある程度獲れた。シロシメジも悲惨だ。マツタケの「こば」と称するところは年数が経ち消えていっている。よくでていたところ「こば」が出なくなると松は枯れている。マツタケは全滅になるはずが、他のところから出るようになる。シメジやクロカワと同じ真菌類のマツタケもひどい状態であるはずが、それらよりまだ収穫がある。そういうことで山には行っている。骨と皮だけで体重40キロに満たない身体であるが、山には行くように体力はつけた。6時間程度歩けるようになった、幸せを感じる。

 狂牛病
 狂牛病に関して、頻繁に出てくるものはCWDで、シカの狂牛病である。アメリカで広がっている。検査をしているからである。牛の狂牛病はほとんど検査をしない。偶に大学の研究所で検査される場合だけである。もともと発見されていても闇に葬っていたのが実情である。ヒトに狂牛病と同じ症状が発症すれば、認知症にすれば良いだけである。シカの場合は、狩猟がゲームとして存在するからである。莫大な金が稼げる産業なのだ。立派なシカの角を収穫するゲームなのでなくなることはない。ノルウエーのトナカイまでもがCWDに感染している。韓国のシカも感染している。韓国はアメリカからシカを輸入したからだという。日本では20年以上も前にエゾシカのCWD検査をしたが、陽性はなかったという。最近検査をしたという話は聞いたことがない。
   
 お詫び
去年6月、わたくしは「W}選挙ありと断言した。ダブル選挙、最後の機会であったはずだ。「憲法改正」を実現したいのなら、当然W選挙で望むべきであるし、そうしなければ「憲法改正」の意欲が問われることになる。選択肢としては他にない。あちら側に何らかの事情があったのだ。それはこちらには窺い知れない。しかし予測は間違ったことになる。お詫び申し上げる次第である。

 日本は独立国家ではない
 安倍晋三はアメリカに隷従する「家畜人ヤプー」である。日本国民もそうだと思っている。だから嘘八百まくし立てられるのである。日本人をヤプー化させたいのだ。日米安保と日米地位協定が存在する限り、日本の真の独立はない。おのれの利権に汲々とする限りにおいて、日本を売る売国奴が「美しい日本」の本当の姿なのである。アメリカ軍の駐留経費はアメリカが当然支出するものである。なぜならアメリカが必要とする戦略だからである。それを「思いやり予算」で嵩上げしたものだから、アメリカは図に乗ってくる。特にトランプは・・・。今まで積み上げてきたという流れは一切無視する。イランとの核協約もオバマが結んだものであるが反故にする。今回の事態は全てトランプの厚かましい白人至上主義による勝手なへりくつが原因である。貿易協定も全てご破算にする。そしてアメリカの主張を押し通す。それなのに対等に成し遂げたと日本国民に嘘をつく、安倍晋三は。そして調査研究という名目で自衛隊派遣を閣議決定して、アメリカの下働きをする。イランは怒り心頭だろう。調査研究は捕鯨だけにして欲しいものだ。自衛隊員の命がかかっているのにあまりにもお手軽な決め方だ。今までの内閣は自衛隊派遣に関して国会で賛否を決めてきたはずである。その最低の手続きすら無視している。
 韓国に米在韓駐留費を5倍に値上げする要求をトランプはした。韓国はこれを蹴った。日本は4倍の米在日駐留費を要求される。安倍晋三はどう答えるだろうか。このままではアメリカの戦争に日本も荷担させられる。これは何とか阻止せねばなるまい。
いやな感じの年明けである。
 追記
 テレビは去年の12月のはじめに点かなくなった。未だに点かない。パソコンは問題なく動いている。
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