狂牛病（ＢＳＥ）情報７９７ 米で「東部ウマ脳炎」、４人死亡

８月１８日（水）１０　　　　ロイター


東部ウマ脳炎ウイルス、フロリダ州で4人死亡

　［タラハシー（米フロリダ州）　１４日　ロイター］　米フロリダ州で、蚊が媒介して感染する東部ウマ脳炎ウイルスで住民４人が死亡したと、同州保健局が１０日報告した。

　当局によると、先月にタンパ地域で２人が死亡し、その後州都タラハシーとその近郊で２人の死亡が確認された。
　米疾病対策センター（ＣＤＣ）によると、同ウイルスはワクチン未接種の馬に感染するケースが大半だが、毎年少数の犠牲者が出ている。ヒト用のワクチンはなく、感染者は３分の１が死亡し、生存者にも深刻な脳障害が残ることが多いという。

　州保健当局は住民に対し、衣類に防虫剤を使用したり、蚊が繁殖しやすい水溜りを排除したりするよう呼び掛けている。

ひとこと：近頃フロリダに流行るもの、ウェストナイル病、デング熱それにこの東部ウマ脳炎（ＥＥＥ）。これら全ての原因は蚊を媒介とするウイルスである。日本でも流行るのは時間の問題である。既にウイルスは日本に潜伏している可能性は高い。この亜熱帯の気候であれば一気に蔓延することになる。これらのウイルス対策は実践すべき態勢にあるべきだが、あの豚インフルエンザの対応や口蹄疫の対応を現実に見れば、何の対策も打たれていないのではないかと思われる。

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