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狂牛病(BSE)情報839狂牛病かどうか、目に注目 [平成阿房伝]

10月20日(水)10  theengineer.co.uk


      研究者は、家畜の病気の検査で新しい方法に目を向ける

 蛍光分光器は色々なところで利用されている。その一つがアメリカとフランスの牛肉加工場でリアルタイムでの糞便にまみれた牛の死体を画面に映そうというのである。 

 現在アイオワ州立大学の研究者Jacob Petrichは、同様の方法が家畜の網膜を検査するのに利用されるなら、感染性のスポンジ状脳症のような神経疾患に感染しているかどうかを確認するのに用いられると考えている。

 Petrichは蛍光分光器をスクレイピーに陽性反応の出た羊とスクレイピーに陰性の羊の網膜を比べるのに使った。彼は蛍光の強度と分光した特徴が明らかに違うことを観察した。 前の研究ではリポフスチンという細胞内蛍光色素が、神経疾患に感染した動物の目に蓄積されると報告している。Petrichと彼の研究チームは、スクレイピーに陽性の網膜の特徴の違いをリポフスチンのレベルが上がっているからだと考えた

 Petrichの発見は、牛では狂牛病、ヒトではクロイツフェルトヤコブ病のような伝染性スポンジ脳症の簡便で非浸襲性の検査装置が開発可能であることを示唆している。

 Petrichは、神経疾患を示す動物の網膜を検査するのに肉加工場で使える装置の開発を始めた。しかし実用になるには2年はかかるという。

ひとこと:血液を調べるとか、牛の瞳の輝きが狂牛病を示すとか、いろいろ研究されておるのですが、今ある検査方法では何が問題なのかということです。確かに今の検査は牛の死後、脳のサンプルを検査するというのですから時間はかかります。でも日本はそうしているのです。ちゃんとしている国は他にもあります。これらの研究は狂牛病検査をなるべくしたくない国の時間稼ぎという気もします。今のところ、現在の検査方法が世界の基準ですからそれに従うしかないのです。それをまともにすれば困る国の悪あがきといって良いでしょう。
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