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石のつぶやき204 みててよかった、圧巻の試合 [平成阿房伝]

11月7日(日)10 



      日本シリーズがおもしろい

  日本シリーズ、日本一を決める試合だ。アメリカでは「ワールド」シリーズという。アメリカの厚かましさと傲慢さを如実に示した名前の付け方である。本来ならあのWBCこそワールドシリーズということになる。
 今回日本シリーズはテレビの中継では埒外の扱いであった。ここに日本のプロ野球の病巣が隠れている。巨人が日本シリーズと出るのと、中日ではこんなに差があるのかということだ。ましてや相手がロッテということで、ほとんど注目されない扱いとなった。『完全生中継された第3戦(テレビ朝日)、第4戦(テレビ東京)も、関東地区ではそれぞれ6・8%、第4戦が9・7%と視聴率は低迷。この日はロッテが勝てば日本一となるというプラス要素はあるものの“勇気ある決断”といえそう。フジでは「いい結果(視聴率)がでれば」と期待している。』(サンケイスポーツ)
 わたくしは日頃プロ野球はみない、思い入れがないからである。高校野球はみる。思い入れがあるからだ。今回の日本シリーズがまともにテレビ中継がされない、視聴率だけで判断する業界のいやらしさというより意気地のなさをいやというほど見せつけた。良い番組がつくれないから安上がりの番組で糊塗してきた、その結果が今回の日本シリーズへの対応となった。日本シリーズというのは、日本のプロ野球の1年の総決算である。それを積極的に放送できない日本のテレビ局にこれから期待できるものは何もないことになる。わたしはそんな思いに駆られながら、かみさんのひとこと、「日本シリーズをみないの?」で第一試合の始めから終わりまで見だしたのである。
第1試合はさすが成瀬、これでロッテがとったのは大きかった。その後大味な試合となり第4戦になると中日が負けられない、中日が勝てば決まりかと思っていた。それが期待(?)に反してロッテが大手をかけた。名古屋に戻ればロッテ不利、その劣勢を跳ね返しての歴史に残る15回引き分け、5時間43分の死闘と呼ぶに等しいこれほど見応えのあるショーは人生で何度もみられるものではない。わたくしはこれを見られたことに感謝したい。偶然の産物とはいえ、後がなくなるということはこういう素晴らしい試合となるのだ。7戦、8戦の試合を考えれば、投手のロー手ションを一番に考える必要がある。そうなるとある程度大味な試合とならざるを得ない。昨日の試合は総力戦の域を超えていた。中日が勝つように勝つように勝利の女神が微笑かけていたように思えたが、中日に女神が微笑まなかった。このことの示す意味は・・・。ロッテのもの、ということになるが名古屋での俊介さん、さてどんな結果が待ち受けているのだろうか、楽しみですね。
 昨日はブログどころではなかったというのが真相でした。

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