SSブログ

狂牛病(BSE)情報847 845「続き」 アルコールはヘロインより害がある [平成阿房伝]

11月1日(月)10 Sarah Boseley Health editor The Gurdian


    アルコールはヘロインやクラックより害がある
{続き}

 筆者は述べる。「我々の調査結果はイギリスとオランダの以前の共同研究に貢献している。害の証明との関係性にドラッグ分類制があまり関与してないことも確認している。以前の専門家が公衆衛生上アルコールの害を積極的に問題にしたことは有効で必要なことだいう報告の結論に賛同している。」

 Nuttはランセット誌に新しい分類方法は、「あなた方が減らそうとしている害はそれ自体なのか、それとも他のものなのか、害のどんな組み合わせかによる」という。「もし全体的な害を取り除くとすれば、アルコール、ヘロインやクラックは、明らかに他の全てより害がある。だから40点以上のドラッグはクラスA、39から20はクラスB、19から10はクラスC、10未満はクラスDということになる。」これはタバコがクラスBにされたコカインと同様とされた結果である。マリファナもクラスCよりクラスBにしている。エクスタシーやLSDは、一番下のカテゴリーDとなる。 
彼は分類かを不必要だとは思っていない。「実に分類は必要だ-ヘロインやクラックのような個人に害があるものを規制する必要がある。しかしイギリスはポルトガル人やオランダ人に学ぶべきだと思っている。彼らは犯罪化を減らす画期的な政策を行っている。」両国の代表はロンドンのサミットに今日登場する。コンセンサスを得たドラッグ科学とドラッグ政策を求めたサミットに研究が発表される。

 イギリスの改革派は連立内閣に労働党がしたより事実に基づいた分類化とドラッグの取り組みを望んでいる。自由民主党は、Nuttの解雇に反対していた。しかし保守党の党首、カメロンは、イートン校の15歳の時マリワナを吸って問題になったことがあるが、下院議員のとき国内小委員会でドラッグ誤用法が機能していないことを認識していた。

 Nuttはアルコールによって引き起こされる害を減らすさらなる努力を求めた。それは経済的なコストであり、同様に中毒症と家庭の崩壊という社会的なコストを問題とした。アルコールの課税は「全く見当違い」という-たとえば強いサイダーとの酒はワインの5分の1課税-そして取り締まるなら、特に安くてアルコールを推進する若者に好まれるBacardi breezers(ラムの入ったカクテル訳者注)を特に問題にしなければならない。

 Don Shenkerアルコール問題の責任者は、「この研究と新しい分類化が示しているものは、歴代内閣は違法ドラッグにのみ焦点を当ててきたということである。それ故アルコール由来の害は特に優先的に取り組まねばならない。ドラッグの誤用者はアルコールの誤用者より中毒に対する援助をまだ10倍も手厚く受けている。病院の入退院の繰り返しやアルコールに関連した犯罪などで、そのコストは納税者の何十億ポンドもの負担になる。政府が安い値段のより多くの消費と個人や社会に結果的に害になることとの関連を受け入れないのでアルコールの誤用は最近富みに増えている。」

 「政府はアルコールが手ごろな価格であることを早急に認識し、アルコール依存症の増加に対して予防と治療の投資をするべきである。」

 内務省は昨夜、厚生省の担当者は「イギリスでは大半の人は週1回かそれ以下しか飲まない。女性で1日2単位か3単位まで、男性なら3単位か4単位までなら、健康を損なうことはない。政府はかなり飲酒する人たちの不利益がないようにアルコール乱用を防ぐ対策をしなければならない。」オランダの2人の専門家はランセットに、この研究は危険性が高くなる複数のドラッグの使用について、たとえばマリワナやコカインとアルコールを同時に摂取するような場合、何も述べていないと指摘した。 

  訳者註:1単位は、通常のラガービール半パイント(約0.3リットル)分、これはイギリス政府の推奨で1単位は、10ccの純粋なアルコール(エタノール)量。
アルコール分40%のウイスキー700ccを例にすると、アルコール(エタノール)の含有量は700x0.4=280 一日4単位飲むとすると純粋のアルコール量は40ccであるから、100cc飲めば4単位となる。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。