狂牛病(BSE)情報865 「文殊」やプルサーマルは、危険なじゃじゃ馬 [平成阿房伝]
12月11日(土) 読売新聞
玄海原発プルサーマル停止へ、ヨウ素濃度上昇で
佐賀県玄海町の九州電力玄海原子力発電所3号機で1次冷却水の放射性ヨウ素濃度が上昇した問題で、九電は10日、今月下旬から始める予定だった定期検査を約2週間前倒しして手動で原子炉を停止し、11日にも原因調査に入ると発表した。
九電によると、10日のヨウ素濃度は平常時の約4倍に上昇した。運転停止の基準値の約10万分の1で「安全性に影響はない」が、燃料棒に微小な穴が開いて放射性物質が漏れ出た可能性があることから、約4か月間の定検中に全燃料集合体193体を調べる。10日夕から3号機の出力を下げ始めており、11日午前にも停止する。
3号機では昨年11月から、使用済み燃料を再利用する国内初のプルサーマル発電を行っており、193体のうち16体をウラン・プルトニウム混合(MOX)燃料が占める。九電はヨウ素濃度上昇の原因が「MOX燃料かどうかは分からない」としている。
ひとこと:燃料棒に穴があいた、前代未聞だ。今までそのようなニュースはなかったと記憶している。その原因がMOX燃料であるという可能性は、限りなく高いといえる。プルサーマル発電や「文殊」は、制御できないロディオのような綱渡りである。地球温暖化で原子力発電が二酸化炭素を出さないのだという信仰が優先されただけで、原子力発電が危険ではないという必要十分条件ではない。
玄海原発プルサーマル停止へ、ヨウ素濃度上昇で
佐賀県玄海町の九州電力玄海原子力発電所3号機で1次冷却水の放射性ヨウ素濃度が上昇した問題で、九電は10日、今月下旬から始める予定だった定期検査を約2週間前倒しして手動で原子炉を停止し、11日にも原因調査に入ると発表した。
九電によると、10日のヨウ素濃度は平常時の約4倍に上昇した。運転停止の基準値の約10万分の1で「安全性に影響はない」が、燃料棒に微小な穴が開いて放射性物質が漏れ出た可能性があることから、約4か月間の定検中に全燃料集合体193体を調べる。10日夕から3号機の出力を下げ始めており、11日午前にも停止する。
3号機では昨年11月から、使用済み燃料を再利用する国内初のプルサーマル発電を行っており、193体のうち16体をウラン・プルトニウム混合(MOX)燃料が占める。九電はヨウ素濃度上昇の原因が「MOX燃料かどうかは分からない」としている。
ひとこと:燃料棒に穴があいた、前代未聞だ。今までそのようなニュースはなかったと記憶している。その原因がMOX燃料であるという可能性は、限りなく高いといえる。プルサーマル発電や「文殊」は、制御できないロディオのような綱渡りである。地球温暖化で原子力発電が二酸化炭素を出さないのだという信仰が優先されただけで、原子力発電が危険ではないという必要十分条件ではない。
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