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狂牛病(BSE)情報898 月齢の分からぬ米国産牛の大腸 [平成阿房伝]

2月8日(火)11 農水省、厚労省 プレス・リリース



               米国産牛肉の混載について

対日輸出条件を満たしているか確認できない米国産牛肉大腸・これは特定危険部位ではない)について、米国政府に月齢の確認を求めていたところ、本日、20か月齢以下の牛由来であることが確認できない旨の回答がありました
厚生労働省及び農林水産省は、当該出荷施設からの輸入手続きを停止し、米国に詳細な調査を要請しました


1.経緯
(1)2月4日、動物検疫所東京出張所が、東京港に入庫した米国産牛肉(大腸等129箱)の現物検査において、日本向け輸出条件を満たしているかどうか確認できない大腸(大腸は特定危険部位ではない)が56箱(760kg)含まれていることを確認しました
(2)このため、動物検疫所において、当該出荷施設からの積荷について、輸入検疫証明書の発給の保留を行うとともに、在京米国大使館及び輸入者を通じ、当該大腸の月齢を確認していたところです。
 (注)貨物の概要
     (ア)出荷施設:グレーターオマハパッキング社(ネブラスカ州)   (イ)輸入者:住金物産株式会社   (ウ)品目:冷凍牛肉(大腸等)   (エ)総重量:129箱(約2.1トン)
(3)本日、米国政府から、当該品目が対日輸出条件である20か月齢以下の牛由来であることが確認できない旨の回答がありました


2.対応
 厚生労働省及び農林水産省は、当該出荷施設からの輸入手続きを停止するとともに、米国に詳細な調査を要請しました
 両省は、米国政府からの詳細な調査結果の報告を踏まえ、適切に対応することとしています。

(農林水産省においても同時公表)


ひとこと:サンプル検疫で見つかったものであろう。素通りしているものは多々あると考えていいでしょう。しかしこういうことが見つかること自体、アメリカ牛肉がいい加減であるかを証明している。アメリカではトレーサビリティは確立していない、頓挫してしまった。ただ日本の大腸に関する主張は、いただけない。国際疫事務局(OIE)が、日本の反対にもかかわらず、牛の腸全体を特定危険部位に指定する方針を決めた。従来はBSE高リスク国だけに適用されてきた基準だ。日本政府は、OIEの決定にもかかわらず、回腸遠位部だけを特定危険部位とする国内基準を変えるつもりはないとしているが、これはおかしい。国によって食べない部位がある、だから特定危険部位というのは、まやかしである。ただプリオンが堆積し易いというのは、事実である。  有り体に言えば、狂牛病の牛は、どの部分を摂取してもヒトの狂牛病になる危険性は100%に近い。何しろプリオンは血液を通して移動するのですから・・・。牛乳もあかんということです。 全頭検査をしていれば、安全なのです。でもなんで二つの省が同じ発表をするのでしょうか?
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