狂牛病（ＢＳＥ）情報９１６ サウジに住んでいたカナダ人の献血禁止

３月３０日（水）１１　　The Gazette



　　　　　　　サウジアラビアに滞在したことのある人の献血禁止 カナダ

サウジアラビアに住んでいた人はカナダで献血できない国のリストに付け加えられた。
　
　カナダ血液センターは、１９８０年から１９９６年の間にサウジアラビアに住んでいたカナダ人がヒトのクロイツフェルト・ヤコブ病にかかっている可能性が高いとして、今週サウジアラビアにその間に住んでいた人の献血を禁止した。

　カナダ血液センターは、イギリスから輸入された牛肉を食べて病気になったと思われると発表。その人物は献血もしていないし、輸血もしていない。

　さらに疑いのあるケースが２例あるとしている。今サウジアラビアに住んでる人物や以前サウジアラビアに住んでいたカナダ人の例である。

　血液センターは、献血の申し込んだ人に６月から始める質問に１９８０年から１９９６年の間に６ヶ月かそれ以上サウジアラビアに住んでいたかどうかを加えるという。
　
「ハイ」と答えた人は、献血できなくなる。

　サウジアラビアが、同じように献血できないヨーロッパの国ぐにと同様な扱いとなる。イギリスやフランスに１９８０年から１９９６年の間に３ヶ月やそれ以上住んだ人や西ヨーロッパに１９８０年以後合計５年住んだ人も対象となる。

ひとこと：献血に厳しい規制処置をとったカナダ政府。カナダ産の牛肉ではヒトの狂牛病は起こらないが、サウジアラビアのイギリスからの輸入牛肉ならさもありなんということか。３人のカナダ人が、ヒトの狂牛病になったことは確かだ。

タグ：ｖＣＪＤ サウジアラビア 献血 献血禁止措置