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石のつぶやき272 2時間で原子力安全委、学校基準OK [平成阿房伝]

4月30日(土)11     共同通信



審議2時間で「妥当」判断 原子力安全委、学校基準で (

 福島第1原発事故で、文部科学省から小中学校などの屋外活動を制限する基準値への助言を求められた国のが、正式な委員会を招集せず、助言要請から約2時間後には「妥当だ」との助言をまとめ、回答していたことが30日、関係者の話で分かった
委員会が開かれなかったため議事録も作られておらず、助言までに至る議論の内容が確認できないことも判明。審議の検証ができなくなった異例の事態に「国の政策を追認しただけだ」と批判の声が上がっている子どもに一般人の年間許容限度の20倍という高さの年間20ミリシーベルトの高い放射線量の被ばくを認めることになる今回の基準に対しては内外の専門家から批判が続出。29日、内閣官房参与の小佐古敏荘・東大教授が辞任する一因ともなった。

ふたこと:原子力安全委員会(班目春樹委員長)は、今後に及んでも何もしていない、というより何もする気がないということである。今回の危機に関しても他人事である。原子力発電、原発を推進するのであれば、危機に対応する真摯な姿勢であるべきはずだ。全てが破綻した今となっては東電、経産省、文科省、原子力委、原子力・保安院、すべからく組織を解体して再出発しなければこの危機は解決できない、それでも解決不能の厳しい状況にある。原子力安全委員会は、そのことを見越してこの見解で居直ったに過ぎないのか、今の日本で東京やどこかで起きている悲しいあり得ない状況であるが、日本の将来など何も考えないおごれる官僚機構の醜い姿を奇しくも見てしまった。日本の将来は期待できるのかどうか、われわれの力量にかかっている。
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