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石のつぶやき289 66年前に帰る「君が代条例」 [平成阿房伝]

6月2日(木)11   朝日新聞



大阪府の君が代条例案、委員会で可決 3日に成立へ  
 地域政党「大阪維新の会」が大阪府議会に提出した教職員に君が代の起立斉唱を義務づける条例案について、府議会教育常任委員会は2日、賛成多数で可決した。3日の本会議で、過半数を占める維新単独で可決され、成立する見通し。

 教育常任委では、委員長を除く13人の委員のうち、維新の7人が賛成し、公明、自民、民主、共産の計6人が反対した。

 採決に先立ち、維新側は「職務命令に従わない教職員に教育を任せることはできない」と賛成理由を説明。自民は「起立斉唱を強制でなく当たり前にできる社会になるよう教員は率先遂行すべきだ。条例は必要ない」、民主は「不利益処分を伴う強制により教育現場に混乱を生じさせないよう慎重な判断が望まれる」と反対した。

 公明は「唐突に提案され、採決はあまりにも拙速」、共産は「法律家や教育現場の声も聞かず、数の力で強行するのは道理がない」とともに継続審査を主張。委員会採決ではいずれも反対に回った。


ふたこと:私見でありますが、学校行事が体育館で行われるとき、壇上に上がる人たちは壇上の奥に向かって一礼するという奇妙な光景は、気持ち悪かった。その時には国旗もなかった、一体何に向かって礼をしているのか、わからなかった。空虚そのものであったのだが・・・。最近では枝野官房長官が、礼をしている先には日の丸があったと思う。会見の度に礼を尽くす。それが日の丸であればまさしく滑稽である。日の丸は物である。それ以上でもそれ以下でもない。それに一々頭を下げることは、物体を神格化していることになる。空虚な闇から具体的な日の丸、これは滑稽なことで済ますことはできない。  「君が代」は天皇のための「うた」である。それを強制することは、それに反対するものは認められないということになる。天皇を認めざるものは国民にあらず、ということを言ったことになる。66年前の日本国となにも変わらない。大阪府知事は、何となく今までと違うと錯覚している日本人に対して、66年前と同じだということを決定づけた。前の選挙でそんな公約はなかったということなかれ、何でもありなのです
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