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石のつぶやき310 飲料水は本当に大丈夫? [平成阿房伝]

7月28日(木)11  朝日新聞

14都県の浄水場、残土97%行き場なし 放射能汚染で

 東日本各地の上下水処理施設の残土や汚泥から放射性物質が検出された問題で、厚生労働省は28日、14都県の浄水場で保管されている残土の97%が処分先が決まっていないとする調査結果を発表した。「パンク寸前」の浄水場もあり、厚労省は「処分先探しなどで協力したい」としている。

 厚労省は、政府の原子力災害対策本部が処分方法の基準を示した6月16日から今月12日までの残土について、放射性物質濃度や処分状況を調べた。対象は、汚染の恐れのある東北・関東など14都県を選んだ。

 14都県の残土は計10万3881トンで、このうち放射性物質濃度を調べたのは計4万9250トン。遮蔽(しゃへい)できる施設での保管が必要となる、放射性セシウムが1キロ当たり10万ベクレルを超えたものはなかった。8千ベクレル超から10万ベクレル以下は3%(1557トン)、100ベクレル超から8千ベクレル以下が69%(3万3950トン)、100ベクレル以下が28%(1万3744トン)。最高は福島県郡山市の浄水場の残土から検出された約9万ベクレルだった
 検査後も浄水場内に保管したままの残土は3万7286トンあり、このうち97%(3万6333トン)が処分先が決まっていなかった

ふたこと:この調査結果は、真実を伝えているのかという基本的な疑問だけが残った。今までは下水場の残土だけが問題にされていた。上水道の話は、あのミネラルウオーターが配られた時だけで、後はなにも問題もないように何の数値も示されてこなかった。ところが上水場での残土の問題である。処分の行き先が見えない、要するにどうしてよいかわからないのである。これでは上水道の水が安全なのかどうかもわからない。さらにここで取り上げられた数値の真偽もわからない。疑心暗鬼を起こすような情報の流し方はやめてもらいたい。本当の情報を知らせること以外ないのである。それでどうするか、を、考えるべきときなのである。
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