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石のつぶやき338 独シーメンスと日本原子力村の落差 [平成阿房伝]

9月18日(日)11   読売新聞


独シーメンス、原発事業から完全撤退へ

 【ベルリン=三好範英】独誌「シュピーゲル」(電子版)は18日、ドイツ総合電機大手シーメンスが原発事業から完全に撤退する方針を決めた、と報じた。
 同社のペーター・レッシャー社長が同誌とのインタビューで語った。福島第一原子力発電所の事故以降、世界の主要メーカーの中で原発事業からの完全撤退を表明したのは初めてとみられる。

 同社長は完全撤退の理由について、「脱原発というドイツ社会・政治の明確な姿勢に対する企業としての回答」と語った。

 また、同社長は、ロシアの原発メーカー「ロスアトム」との合弁事業も行わないことを明らかにした。

ふたこと:ドイツを代表するメーカーで、日本では東芝、日立に匹敵する大企業である。そのシーメンスが「脱原発というドイツ社会・政治の明確な姿勢に対する企業としての回答」として、原発完全撤退した。ドイツでは大きな原発事故はなかった。そのドイツがフクシマ第一原発の事故を契機として原発断念という結論に達した。それを受けてドイツを代表する企業が、外国での合弁企業をも行わないという明確な方向性を示した。  それに引き替え、史上最大の原発事故を起こした日本政府の態度、アメリカGEと原発の甘い汁をすすってきた東芝と日立の動きとは雲泥の差である。この期に及んでも原発を推進しようとする日本の原子力村の住民には、放射能に怯える子ども達の姿は見えないらしい。悲しい。

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