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石のつぶやき346 黒塗りの手順書、舐められている [平成阿房伝]

10月14日(金)11   読売新聞


東電の黒塗り手順書、保安院「極力開示する」

 衆議院科学技術・イノベーション推進特別委員会が東京電力に公開を求めた、福島第一原発の事故時運転操作手順書の大半が黒塗りで提出された問題で、経済産業省原子力安全・保安院は14日、同原発1号機の手順書の一部開示を決定した。 

東電からの不服申し立てがなければ約1週間後に公開する。

 保安院は先月27日、東電に黒塗り前の手順書を提出させ、公開できる部分を検討。同委員会が求めている部分などから優先的に公開することを決めた。残りも順次、公開範囲を決めていく。

 東電は安全上の観点などから手順書全体でほぼ半分の非開示が妥当としていたが、保安院はこの日の記者会見で、「枝野大臣の意向を踏まえ、極力開示する」と説明した。開示内容については公開まで明かさないとしながらも、かなりの部分の開示を示唆した。

ふたこと:公表することが当たり前である、ところが保安院は東電の意向をこの期に及んでも護ろうとしている。保安院は、税金の無駄飯食いの典型である。恥を知るという言葉も通用しない存在なのだろう。この保安院がフクシマ第一原発の状況で、チャイナシンドロームの想定した試算を、事故発生から2週間後の3月25日以降、ひそかに行っていたことが14日わかった。  注水できなくなった場合、2、3号機は、厚さ約3メートルのコンクリートへの侵食が10日以上続き、1号機の侵食は8日間で1・8メートル進んで収まるとした。保安院や東電は当時、燃料の状態について「一部損傷した程度」と説明していた。  このような深刻な状況を国民は知らされないまま今日に至っている。嘘八百がどれぐらいあるのか、悲しいかな時間の経過を待つしかない。



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