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石のつぶやき373  2010年キノコ雑記 [平成阿房伝]

12月4日(日)11   2010年キノコ雑記

    これほど熱いキノコの叫びは、最後の雄叫びか
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7月13日
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8月23日
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9月21日(火)10
  国産マツタケ、猛暑で不作の懸念 400グラム22万円も (共同通信)9/17

 9月に入り、平年なら旬を迎える国産マツタケに不作の懸念が出てきた。市場に出回る量が少なく、卸値も急騰。猛暑が原因との見方が多く、生産量は過去最低だった昨年の24トンを下回る可能性もある。東京・築地市場では、9月に入ってからの相場は昨年に比べ2倍程度で推移。15日には岩手産が400グラム22万円の高値で競り落とされ、市場職員は「岩手産でこんな値段は見たことがない」と驚いた様子。


 9月22日(火)晴夜俄雨
 花を頼むとかみさんにメールを打つ。帰ってきたメール、金の持ち合わせがあまりないと返してきた。適当に買ってくれとまた打つ。帰って来るなり、近くの店にも売っているのに・・・、と不満たらたら。タノマニャ良かったと反省しきり。そこまで嫌がられているのだ。仕事先に売っているから頼んだだけだ。嫌だったらそちらで用意するように言えばいいのだ。 明日は雨なので思い立って、墓に行く。誰にも会わない。叔父きの墓にはまだ花がなかった。明日は雨だ。
 酒をしばらく休むことにする。朝すっきりしない、ぼんやり過ごしてしまうことでもいいやという気になってしまう。これではいかん、それほど残っていない持ち時間を少しでも達成感の得られる状態で過ごしたい。タバコの問題もある。1日5本は吸うようになった。10月1日から値上げだ。禁煙の薦めをしてくれているようなもので、ありがたいと思わなければならない。できなかったら、というより、金の問題となって跳ね返ってくる。健康は当然のことだ。最後にカートン買いするべきかどうか、後1週間。
 
9月23日(木)雨、雷雨ひどし 
4時頃寝たがほとんど眠れず。5時頃新聞を取りに出る。雨は降っていた。新聞を読んでうとうとする。7時40分に起きて朝飯を食う。娘も起きてきた。意識的に休みの日も起きて、体調を崩さないようにしているのだ。なかなか偉い。わたしの子どもとは思えない。
 それほどひどく降っていなかったが、いきなり雷が落ちたり、あちこちで吠えまくっている。ひどい降りだ。雨が降ればいつも土砂降り、優しい雨など聞いたことがない。世の中の荒んだ様子をこれでもかこれでもかと表しているようだ。激しい世になってしまった。 非通知設定の電話が音も鳴らずに入っていた。


9月24日(金)曇
 肌寒い。半袖短パンは辛い。長袖、長ズボンに着替える。
 花壇の石の修復。
 眠れない。酒の睡眠作用のみで眠っている反動なのか。眠れないのは仕方ないが3日も経ったのにである。肝臓のことと体調を考えれば何でもないことなのだ。タバコは今1日に5本まで。本当にやめられるのかなどと思っているから止められないのだ。1カートン買って終わりにすべし。

9月25日(土)晴
 酒を一時休止して3日終了。相変わらず眠れない。2時間かそれ位うとうとして目覚めてしまう。もう少し続けるか。
 10時半頃山に行く。山に入ってすぐキノコがある。イグチ類。シロオニダケもある。去年一昨年とは大違い。道中あちこちに雑茸がみられる。ヤマイグチが多い。
 急な斜面を登っていつものコースをとる。その途中にもある。尾根に近くなると一本も生えていない。この違いは何なんだ?マツタケが出そうな近辺にはキノコが全くない。どこを歩いても何もない。去年は下から上まで全くなかった。下に生えているキノコは夏に出るキノコなのだ、それが今出ていることになる。雨が降ったのは一昨日。雨が効くというのがキノコ、雨が降ればたちまち出てくる。ところが去年は雨が降ろうが出なかった。出ても量が極端に少なかった。今日は既に10種類以上のキノコが出ている。主力がイグチ類であるから、やはり夏のキノコ。帰りの道端に赤っぽい食欲をそそるイグチ。2時間ほどで降りる。ケータイのカメラで撮ったが使い方が分かっていない。帰ってからマニュアルを読み直さなければならなくなった。尾根を降りて谷を降りてすぐガマに出会う。近づいても動かない堂々とした20センチ以上はある。でかいイボガエルはよく見るがこれは珍しい色だった。紫がかっていた。
 アスファルトで舗装された道を下っていくと蛇が横切っていくのが見える。このままいけば蛇を跨ぐこともできるが、下手をすると熨斗餅、判断できない。スピードが出ていないので止まる。シマヘビが渡ってから動き出す。一度に亀と蛇をみるのは初めての経験だ。
件のイグチはムラサキヤマドリダケか?
 タバコを吸いに隠れ家に行くと甘えた猫の声、ナッツと思いきやアッシュ。寄ってきてごろんごろん、もう大変である。久しぶりだ。うちの飼い猫ココといつも戦っている。
夜10時頃隠れ家に行くと、わたしの椅子の上にナッツとアッシュが寝ているではないか、急に寒くなったのでうまい「やさ」を見つけたのであるが、これは不味い。怒っておくが出ようとしない。今晩は目をつむって今後の対策を考えねば・・・。
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9月26日(日)晴
 断酒4日終わる。初めて。しかし、眠れない。
 門の藤の整理をして上に上げて頭が当たらないようにする。枯れ枝で重くなっていたので枯れ枝を取り除く。殆どなくなって軽くなった。


9月27日(月)晴後雨夜雨脚強
 将棋盤と一緒に手紙を添付しようと手紙を書く。終えて印刷しょうとするが、インクがないので印刷ができない。黒があるのにできない。インクを買わせるように仕組んである。仕方ないので予定通り税務署に赴く。申告だ。去年の所得を申告すると税金分が返ってくるという。それはいいとして、いまだに市民税、県民税の納付書がきていない。それもあるので税務署に行ったのだが、放っておけば調べられるのも嫌な感じなので申告に勝るものはなしという次第。
 帰りに家電屋に寄る。インクは6色で6,000円、インクで稼いでいるのだ。安いのを探したが型が古いのか、セットではなかった。
 1カートンたばこ買ってしまった。


9月28日(火)雨後晴
 山へ行こうと意気込んでいたが、極端に曇ったりするので、明日行くことにした。

9月29日(水)晴
 やっと4時間眠れた。眠れそうになってきた。断酒八日目か。7時半に朝食を摂り、トイレで歯も磨いてその後寝床で新聞を読み、珍しく眠る。もう少し眠っていたいところだが起きる。9時過ぎだ。朝食後眠ったのは初めてだ。いつも新聞を読んでいるだけだ。この1週間、2,3時間しか眠れなかった。アルコールがないと寝付けないのだ。いつまでそれが続くか、と思っていたのだが、やっと眠れるようになった。
 玄米を積んで近くのスーパーでお茶を買って山へ。
 雨で沢が渡れるか心配していたが、大丈夫だった。ぎりぎりというところ、もう少し水量があれば渡るところの変更をする必要がある。この前25日のキノコは消えかけている。新しいのが生えているが量は大したことはない。先日同様尾根近くでのキノコは皆無だ。ケータイのカメラで撮るが、ピンぼけになるのもあった。単純に撮る方がよいようだ。30センチ以内のマクロで撮ってもどれだけ違うか、操作になれていないので何ともいえないが、見た目では普通に撮った方が良いかも知れない。まだイグチ類が優勢。まだ夏の終わりの表情か。
 帰途、精米所に寄ろうとしたら100円玉がない、山へ行く前に使ったので500円玉を崩すのにタバコを買う。300円で精米して帰る。12時半にもなっていなかった。
 昼食後、寝具を離れから入れ替える。
 娘が通るところをきれいに草刈りする。田圃の道を明日にすることにした。あとで天気予報をみると雨だ。田圃からやっておくべきだった。
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9月30日(木)雨
 9月の終わりになって雨が降るようになってきた。今日も一日。降りが穏やかなのが良かった。いつものように激しく降られれば恐い。川の氾濫から家屋の雨漏れまで。
 11時過ぎに酒を仕入れに、銀行、支所に寄ってことを終える。
 夕方になって雨はさほど降ってなく糸のような雨が降るとも知れず降る。草刈りをやってしまおうと思い立つ。明日でもいいのだが明日はかみさんの誕生日なので、夕刻誕生日の夕食、鮨(回転鮨)を仕入れに行くとすれば今日草刈りをやっておけば都合良い。やり始めたわけだが、明るいうちには終わらなかった。暗くなるとどこを刈っているか、分からないので刈り直しだ。彼岸花が群生しているところを残しておいたのでそこを刈るついでに修正。
 今日も断酒。明日一時解禁。9日間。素晴らしい、今までは3日が最長だった。

10月1日(金)雨後晴
 朝方まで雨が残る。早く出かけても濡れるだけなので10時頃出かけることにする。握り飯も冷凍した飯でつくる。
 濡れる時は尾根伝いのルートをとる。道を探すのも面倒なのでシカか、イノシシの足跡を追うことにする。なるほどこんなルートを開発しているのか、これはひずめの大きさから判定すればシカだろう。結構楽に歩けた。このルートはここ2,3年は来ていない。採れる場所が消えていったからである。今年は受け山が無くなったので採れなくても雑茸のチェックは必要だ。今まで採れていたところの松がことごとく枯れてしまっている。新しい「こば」はなかなか育たない。当然このような松の大きさ、景色からいえば当然育ってなければならないが、全くない。最近新しいこばは一カ所だけ。消えた大きなものは10カ所以上。
 イグチ類は元気に姿を現している。ハツタケも出てきた。アブラシメジが出ていた。こんなに早く出ることはないが場所が違うので採っておく。いつものところは全く気配がなかった。いつもフェアーリングをつくる名前の分からないキノコがよくでている。ベニタケの種類も出ている。ドクオニタケに似たキノコもあった。しかし尾根近辺には生えていない。いつものところで握り飯を食う。うまかった、今までで一番うまかった。握らなかったのだ。茶碗の中で転がしただけ。海苔も別にした。中身は梅干し、表面は鮭フレークのふりかけ。今までは握ったのに海苔を巻いていた。冷たく硬く、喰ったあとは胸やけというパターン。これからはこの方法で。
 当然のことながらマツタケは全く気配すらない。帰る。
 4時半頃回転鮨の持ち帰りを仕入れに出る。くらと違うところにする。くら鮨は、内定取り消しのやらしさがテレビに取り上げられた。内定したものを集めて合宿をする。アホな企業理念を40秒以内にいえるようにしなければ内定を自主取り消しをさせるというものだ。少しでも反抗的なそぶりを見せればそれでお仕舞い。何のための内定なのか。内定取り消し企業は厚労省から公表される。自主的な内定辞退を強要させるのである。内定取り消しに伴う法的な支払いもしなくてもよいように自主的に用意した文章を一字一句間違いのないように書かせる。こんな卑怯な企業は、潰れた方がよい。
 5時過ぎになって回転寿司に行く。それまでリサイクルショップを覗いていたのだ。店を外から覗くと客は誰一人いない。金曜日の5時過ぎだ。その前にも客はいてもおかしくない。生ものを扱う店でこれでは入る勇気が無くなる。買っても心配だ。もう一つは前に食中毒を出し、最近店内にクルマが暴走した店。仕方なくそこに向かう。クルマは10台近く止まっていて、客が出入りする。これなら何も考えずに入ってしまう。注文をして30分かかるという。計、4,000円。
 O先生宅に電話。囲碁一式を去年運んで一局やり始めたが、先生から打ち掛けにして欲しいとの申し入れがあり、そのままになっていた。先生が老人ホームに入所した話を4月に聞いていた。邪魔になるので早く引き上げなくちゃと思いながら今日まで来た。思い切って電話した。娘さんしか居ないからだ。都合よく電話に出たので引き取りの話をする。日曜日の6時ということになった。先生は結核で入院とのこと。
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10月2日(土)晴
 昨日酒を飲んだ。かみさんの誕生日であった。シャンペンを少し飲む。そして飲む。たいした量ではなかった。今日はすこぶる爽快。久しぶりなので残るかと思ったが大丈夫だった。

10月3日(日)晴後雨
 2年ほど放置しておいた時計、懐中電灯を当てると弱々しくも動き出した。それで寝床のスタンドの光に当てておく。1秒おきに引っかかる感じでやはり無理かと諦め気味にスタンドの下に放置しておいた。時間がかなり経ってから針の動きを見るとかなりスムーズに動いている。しかし、正確なときは刻まないだろう、諦めが先に立つが時間を合わせてみる。遅れないで動いている。スタンドを消すとしばらくして動かなくなった。朝10時頃、時間を合わせて腕にはめる。午後3時頃まで正確に動いていた。今日は午後から曇で暗い、部屋の中も外も。光量が足らなかった。
 夕刻6時前にO先生宅に向かう。先生は老人ホームに入っているとばかり思っていた。結核で入院していると娘さんが言う。先生もいないので去年おいておいた囲碁の道具を引き取りに行ったのだ。娘さんがもう病院から出られないという。食欲もなく、寝たきりであったという。結核で入院。その後も病院に入らざるを得ないだろうという。

10月4日(月)雨後曇後晴
 朝たばこを吸いに行く。梅酒を飲んでいた細身のコップの中にゴキブリが入っていた。コップの中から出られなくて必死に出ようとしている。夜の11時に見たがまだコップから出られない。ゴキブリの触覚は体長より長いことが分かった。
 病院に電話する。隔離病棟の患者に面会できるかどうか、面会できるという。2時過ぎに出かける。2時半頃病院に着く。感染病棟は最上屋になっている。
 ヒゲの伸びたO先生が横たわっている。看護士(?)が、声をかけると聞き取りにくい声で何か喚いている。声をかける。反応はなかった。看護士が面会に来ておられますよ、と呼びかけるとK君は分かっているという。するとすぐ眠ってしまった。口をあんぐり大きく開けて、いびきを掻く。しばらくいても目が開きそうにないので退出する。この一年間の変わり様は一体なんだという感想だ。
 外回りを少し作業をしただけだが蚊に随分あちこち噛まれてしまった。

10月5日(火)曇後晴後曇
 朝、たばこを吸いに離れに行く。コップの中のゴキブリは、逃亡していた。他のゴキブリもあの小さなコップには出入りしていたはずだ。でもやはり脱出した。
10時前に山へ。山へのは入り口に2人連れが看板を見ている。土砂崩れの位置を示している。わたしも加わって見たが、地図がおかしい。2人連れの男がおかしいという、こんな位置の筈が無いという。その通り、何のためにこんな地図を掲げているのか、国交省の出先機関。おかげで遭難する人も出る。暇つぶしの下手な登山ルート作りは止めて欲しい。そんな話を色々して気心が知れた、また話してみたいものだ。旦那は長野出身だとか。
 色々キノコが出ている山。今日はマイ山からはいる。濡れているんだな、10時近いというのに。ま、歩み出す。上がった右の階段は全く何もない、去年同様だ。奥の院、マツタケは消えてしまったが・・・。倒木の下にクリタケかと思えるキノコ、よく見ればアミタケ。その横にムラサキシメジかどうか、同定できない。
 マイ山に戻り、今まででなかった階段のところを見れば、小さなマツタケ。もっと小さなのが2,3。ここは初めてだ。いつもの奴らにとられるところはまだ。そのもっと右側にツツジの根本に一本。あとはない。最後の階段に小さなのが出ていた。シカが喰っていた。                               計3本

10月6日(水)晴
 山へ行こうかと思ったが、何となく止めた。明日2カ所行くことにする。
かみさんが休みだ。
 藤を散髪する。
 
10月7日(木)晴
 9時半頃山へ。露がひどいので、なるべく濡れないところから上がる。いつも最後になったところから登る。「最後の階段」に小さなのがいくつか。シカかイノシシが喰っている。ちいさいのでシカか。後はまともなのがひとつ採れたところ、残しておいたのは食べられていた。アミタケがとれると、一昨日採れたところを期待したが、全く何もない。後は行く気がしない。帰ることにする。他へいってもこの結果では大したことは期待できない。
 12時半頃帰宅。離れに行くと昨日夜鍵をかけたものだと思っていたが、かかっていなかった。
 この頃ずっと体にぶつぶつ噛まれたようなあと、今までのことで判断すればダニなのであるが、全く見つからなかったので肝臓の悪さから来るものかとも思っていた。今日今一度、じっくり見てみた。そうすると小さな小さな黒いものがあった。爪で剥がすとはがれた。やはりダニであった。どこで発生しているのか、山へ行ってからなのか、いつかは断定できない。相当やられている。

10月8日(金)晴のち夜雨降り出す
 いい天気だ。栗を拾う。ほとんど期待できないが、小さい方が落ちていたので丹波も見た。5個ほど落ちていたが、実は見あたらない。シュロの苗があちこちに自生えしている。それを切ったり抜いたり。
猫のコバンはひとり。

10月9日(土)雨
 朝も雨、断続的に降っている。昨日、雨対策をして置いた。離れの小部屋。雨が漏れる構造なのだ。積もった落ち葉等を取り除く作業が必要となる。その成果で、大雨の時も雨漏れが無くなった。
 枝豆が届いた。食い過ぎて胃の調子が狂った。

10月10日(日)曇後晴
 朝起きれば雨と思いきや、降っていない。運動会の準備に5時頃から来ている。予報では当然雨と確信していた。あてにならない予報。静かな一日かと思いきや、毎年の運動会となった。
 枝豆を処理する、かなりの量だ。
 椎茸が一昨日より出てきた。3枚収穫。小さなマツタケを焼いた後、少し焼いてみた。まずまずの味。マツタケには負けるが・・・。

10月11日(月)朝方通り雨後晴
山へ。かなり濡れているので濡れないように上がりたい。今までの最終から上がることにする。今年は2度目になるか。あのでかいカエルには会えなかった。尾根は雑茸が無い。尾根からいつもなら最終になるが逆コース。最後の階段、小さなのが残っている。階段を下りても小さなものばかり、でかい食い残しはあった。使えるのは1本か。この2,3年出ていない、というより終わったところを念のため、見る。上の方を見ると出ていなければならない景色、でも出ていなかったところで1本。新こば、ここ2年は出ていない。1本。 マイ山へのかかりにアミタケ少々、アブラシメジも出ている、初めて。次の斜面で左手に食べられた痕、右手に1本。下の階段は食べられていた。降りていくところ、松は枯れてここ何年か出ていなかった。ところが1本喰ったあと。奥の院へ。松が枯れてここ2年収穫なし。一応見る、階段に1本。そのまま上がる。アブラシメジの場所に向かう。僅かしか生えて無く、イノシシの暴れた痕、こんな大きな面積は見たことがない。ほとんどが荒らされている。アブラシメジを採ってしばらくすると、尻のあたりが痛くなってきた。何かに噛まれたような痛さだが広がっていく。パンツまで下ろしてみるが何も分からない。痛みだけは確実に増す。痛いところを見る、腫れが広まっているがダニとかではないみたい。とにかく痛くどんどん広がっていく。触ってみると大きさ2センチぐらいの小さな膨らみになっている。とにかく痒い。ダニならそこまでの痛みはない、気が付かない。
 我慢しながらマイ山に戻る。この2,3年収穫の無かった階段を見る、松も枯れているので期待もしなかったが、虫食い1本。後3本、小さすぎるので残す。多分残っていない、喰われるのは分かっていても小さすぎるものはとる気がしない。
 帰ってパンツ、ジーパンを調べても何も分からない。とにかく干しておく。

10月12日(火)晴
 酒が残っている感じ。9時過ぎに活動開始。
 山どころではなくなった。
 椎茸がどんどん大きくなる。
 ハツタケを焼いて食べるが、うまいか、不味いかという対象ではない。でも食える。

10月13日(水)晴
 気持ちよく晴れている。9時半すぎに山へ。昔歩いたところをチェックする。ハツタケやアミタケはある。マツタケが全然見あたらない、動物の食べた痕もない。全くない。途中で降りて谷に近いところを歩く。昔のトロッコの終点をすぎて降りる。ところがおかしい。川の流れが違う。道に戻って少し歩くとダムの道らしきところ。これは不味い、引き返す。途中から降りるとやっと元の道へ。必死に歩いて茨に引っかかれる。
 いつものコース。マイ山から上がる。右の階段、残しておいたものは手付かずに残っている。まだ小さいのが生えてきている、3本残す。奥の院、小さな1本、残す。アブラシメジモドキ(?)が大量に発生。フェアーリング、初めて見る。異常だ。アミタケは少ない。キシメジがぼつぼつ。コケの階段、ここが出れば豊作、よく見るとでかいのが顔を出している。小さいのを残して、左を見れば頭が見える。そこにも2本ほど隠れている。残す。奥の新こば、全く見あたらず。ずっと右手に頭がやっと見え隠れする。そこの堆積した落ち葉の下に小さいのが3本、残す。違うコースをとると、すぐ下に斜面を削った後、イノシシか。まだ2本あり。小さいのを残す。最後の階段2本後は小さい。計20本。
 明後日残っているかどうか。今年は豊作なので他で喰っているのだろう。

10月15日(金)小雨後晴
 5時頃起きると雨が少し。新聞を取り入れ、小用を足す。
 いつも通り起きて朝飯を食う。既に握り飯が2個、用意されている。歯を磨いて横になりながらいつも通り新聞を読む。9時前に起きて着替える。紅茶を水筒用につくる。蒸し栗を半分に切る。スプーンと共に持っていくことにする。
 9時半頃、出発。
 谷沿いに遡る。沢から少し右にはいると道にクロカワが10枚以上。時期にしては早すぎる。途中で受け山に入ってしまうので、右に上がる。なかなかいい風景だが、喰った痕がない。上に登るが全く出た形跡はない。一昨日残しておいた場所に向かう。とにかくヒメコマツばかりだ。が、残っていた。他には生えていない。初めてイノシシに教えてもらったこばは残っていなかった。また新しい痕跡。そこから降りていき、ここ2年出ていないところを覗く。谷に向かうところに2本、痕は小さい2本残す。その先に雑茸目立つ。そこを見ると骨、頭蓋骨が上部と下部に分かれていた。イノシシだ、他にも骨、上部だけだ。
 降りていくところに痕跡、前に見落としていたか、最後の階段は小さなものばかり。尾根から少し下がった茂みも1本食べられた痕。
 コケの階段の残していたものも、しっかり残っていた。
マイ山の階段に1本。残しておいたものも無事。上の方を探すが、痕跡もない。
 大量のスミゾメシメジが発生。下の方へ降りて覗くも何もない。
南下からだが重くなってきた。尾根にでていつものところを覗くも何もない。最後に残しておいたところを見る。一番上はマツバハリタケ。残していたものが顔を出している。計20本
 疲れた。
 スミゾメシメジをバター炒め、スープで食する。少し苦い、無理して食べるほどおいしくはない。 
 先生と北海道に送る分を分けて置く。
 アミタケとクロカワを処理する。

10月16日(土)晴
 I先生に電話を入れておく。北海道に送る分を詰め込んでいると、1本カビが生えている。先生分も確かめる。郵便局に電話する、ATMは利用できる、というテープの声。本局で聞くと、近くの郵便局はやっているとのこと。
 娘を待っても帰ってこない、1時半を過ぎて一人分をつくって食べる、天ぷら、油炒めのキノコ(アブラシメジもどき?)、マツタケ入り。
 近所の懇意にしている宅にキノコ届ける。
 2時半頃出かける。郵便局で国勢調査を投函して、北海道に送る、1300円。
 I先生宅へ、クルマはあった。扉が開いて高校生風の2人同じ顔をしている。一人に先生は在宅かと問う。名前を聞き取って家に引き返し、小生の到来を先生に告げる。彼らに礼を言ってしばらく待つ。漸くして先生、足下が覚束ない。思わず手を添える。ホテルの喫茶店に行こうと誘われるが、ホテルは鬱陶しいので近くの喫茶店にお連れする。そこで2時間近く色々な話。先生の恩師の話とか、今まで聞いた話ばかり。それに先生がドイツ留学の時、いつも週末飯を食っていたパブみたいなところの給仕をしている娘から、1泊2日の旅行に誘われ、そのことを下宿先の老夫婦に話したところ、表情が変わって出て行った。帰ってきてあの店には行くなと釘を刺されたとか。久しぶりに先生の顔をじっくり拝見できた。

10月17日(日)晴
 栗を拾う、最悪ではないが、極めて少ない。1日20個以下。他の果樹と比べれば雲泥の差。でもあまり甘くない。
 農協の下請け、ボランティア。散布された農薬の集金。後日集金ということで・・・。

10月18日(月)晴
 9時半頃出かける。紅茶、握り飯大小2個。梅と海苔。
 新こば、喰われた痕一つ。新しいところ、痕跡一つ。残しておいたところ、無事2本。後はない。マイ山の上がったところ、残していたものも食べられていた。左手はでかいのが喰われていた。後は全くない。
 奥の院で4本。 計6本

10月19日(火)晴後曇
 授業料を払い込む。窓口で払えば、840円の手数料。それに身分証明できるものの提示。
 ATMで払えば525円。今回は既に現金を下ろしたので高い手数料を飲む。
学費を払うのに身分証明するものを見せろと言う。何でやと聞くと法律ですとこたえる窓口の女。全ての送金に必要だという。ATMはいるのかと問えば、カードで身分が確認できているので要らないという。「振り込み詐欺」の予防か何か知らぬが、無責任極まる運用の仕方である。とにかく何でも同じ対処、例外は許さない。
 ガスを入れて帰る。
 栗を拾う。15個ぐらい。今年にしては、できが良すぎる。上を見てもそんなにイガも見えないのだが・・・。既に100個近くは拾ったことになるか。柿は悲しいことに全滅だ。
 
10月21日(木)小雨
 天気予報通り、雨が降っている。たいした雨ではないが濡れると嫌だ。今日は約束していたので山に行くつもりで行動する。一緒に行く田圃を借りてくれているT氏から電話が入る。雨が降っているが中止かといってきた。予定通り行くと答える。濡れないかと心配そうな声だが、大したことはありませんので雨具と着替えを用意して下さいと伝える。 10時を少しすぎて電話が入る。多分早く着いていただろうと思うが、10時まで待機していたような電話だった。きっと律儀なサラリーマンだったのだろう。
 谷ルートではいる。ウラジロはしっかり濡れている。このルートなら濡れる率は低い。かなり入った道端にアブラシメジもどき、T氏用に採る。最後の新こばに1本。階段に喰われた痕。後はいつもてっぺんに出ていたところ、いつの間にかだんだん下に生えるようになった。今年は見ない、で、はるか下の崖を覗くと2本、1つは開いていた。動物も捕れまい。
 コケの階段に3本。マイ山の階段、前に採ったところに大きな食べ痕。奥の院で残しておいたもの。尾根でいつも出るところに1本。計7本。
 氏は体力を残して山を下りたいという。後は大したことはなさそうなので、山を下りる。
 たばこを吸いに離れ(母屋)に行く途中、イヴが少し山になっているところに佇んでいる。小便をするのに掘ったのかと思っていた。戻ってきたときにまだいて、不思議そうに山を見ている。地面の割れ方からモグラがつくったものだということがわかった。彼女、不思議でしょうがなかったのだろう。まだじっと地面を眺めている。

10月22日(金)晴
 塩水でつけたスミゾシメジは、水を真っ黒にした。最終的に茹でて油で炒めた、独特の苦みと臭いは消えない。これさえなければうまいものだと信じている。
 栗は一日20個位拾っているが、今日は10個程度か。

10月23日(土)晴
 明日以降天気が思わしくないのと、1日違いで出るものは出るということで山に行く。基本は一日おきだが、二日おきになっていた。9時半には出かける。
 前はいつも上がっていた道から入ろうとするも3年以上使っていない。道がほとんどわからない。無理を承知で上がることにした。ウラジロに占領されて全く道がわからない。よく見ると道らしい。そんな感じで上がっていく。何とかウラジロの伸び放題のところを抜け出すと歩きやすい道となった。何もない。クロカワはまだだ。全然無い。
 イノシシのこばを通り過ぎようとすると、何とあるではないか。新こばはなかった。イノシシのところの上のいつも歩くところを今日は歩いた。でかい松のところで、道ででかいのが顔を出している。初めてだ。エーという感じだ。今年一番でかい。他に2本隠れていた、計3本。
 後は全くない、食べた痕もない。面倒と思ったが一昨日採った尾根まで上がる。2本出ていた。
 計6本。
 ダニがひどい、ずっと悩まされている。昨日は顔がくすぐったいので鏡で見ると小さなものが動いている。ルーペで確認すると、足が放射状に出て先が丸い感じ。しっかり爪で潰す。腕のところに小さな小さな異物。爪でかくと剥がれる。これもダニ。嫌になる。体中噛まれている。山で拾うのだ、今日も最後の休憩をとっていると、足元に動くもの潰す、ダニだ。家に帰って山で着ていたもの全て洗濯する。


10月24日(日)曇後雨
 ダニがとれない。どこかにいる。2匹殺した。気持ち悪い。
 食欲が減退した。それでも体重は増えない。


10月25日(月)雨後曇
 朝雨が降っていたので、山へ行くのは諦めていた。レーダも雨模様。ところが10時半頃になると明るくなってきた。雲の切れ目から青空も望める。行くことにする。
 よく濡れているので濡れないように上がる。遅がけに出る斜面に1本。
 後はない。こばは終わっている。途中雨が降ってくる。濡れるような雨ではなかった。

10月27日(水)晴
 寒い、一気に冬になった感じだ。昨日までは寒くなかった。一昨日の山へはTシャツに長袖のいつもの山用のシャツ。今日は長袖を一枚よけいに着る。しかし汗もかかない。やはり終わっている。いつも降りるか上がるかの階段に2本。マイ山の上がった左に1本。この頃最後にしている階段に1本、計4本。シメジが出ていた。クロカワは全く出ていない。
 椎茸、アミタケのキノコラーメンが食いたくなった。食べているところへ、母子が帰ってきた。かみさん開口一番、食べられるの、今頃食べて?と詰問する。
 晩飯ができたので酒を飲もうとすると、食べるの?と、きた。俺の分はつくっていなかった。金がないので色々工面しているという。そして文句が始まった。

10月29日(金)晴
 雨の影響はあまりない。堰堤のすぐ上からはいる。上がって右に初めてのところ、小さな2本。
 イノシシの頭蓋骨のところにアミタケ、マツタケ1本。計3本。
 シメジもあまり育っていなかった。キシメジ少々。
 帰ると玄関の扉が開いていた。締め忘れかと思ったが、娘がもう帰っていたのだ。すぐに昼飯をつくる。キノコそばにするが娘はあまり好きではなさそう。


11月1日(月)雨後曇後時々雨
 雨が止んでいたので山に出かけようと早めに昼飯を食べる。しかし空が暗いので、西は青空も見えていたが、躊躇していた。そのうちに雨になり冷たい雨が降る。雨の中を行くこともなかろう。飯を食い直す。


11月3日(水)晴
 太陽が明るい。晴という感じだ。9時半に山へ。
 尾根に1本。コケの階段にイノシシが荒らしているところに1本。イノシシは食べられなかったのか、残っていた。計2本。シメジを半分持って帰る。
友は4時頃帰る。


11月6日(土)晴
 今日も嬉しく感じる太陽の輝き。少し雲が出てきたが山を歩くと汗が出そうになる。シメジも取りに行かなくてはならないので山を観察がてら覗く。南の斜面にクロカワ2枚。後は全くない、もう少しシメジをおいておこうと思ったが収穫する。クロカワの出方も悪いし、シロシメジが全くない。キシメジも咲くほどでない。山は確実に終わりつつある。これで終わりだと宣言してくれないものだから、まだ出る可能性はあると甘い観測をしながら11月を過ごすことになる。
 酒を仕入れ、タバコを値上げ以来初めて買う。420円かと思ったが、440円だった。タバコを止める決意はどこに行ったのだ。友も同じことをほざいていた。タバコは止める、とりあえず本数を減らすと。I先生は止められたか、人のことばかり気にするのは、己に言い訳を与える為なのだ。


11月7日(日)晴
  昨日に続き、日本シリーズをみる。昨日は、引き分け。中日にさよならのチャンスが2度もあったが、勝てなかった。5時間43分。
 今日はロッテの勝ちになる。しかし何が起こるかわからない。先発はどちらも潰れた。 結局7-7のまま、延長戦にもつれ込んだ。12回にロッテに1点が入り、ロッテの優勝。すごいことであった。


11月10日(水)晴風強
 郵便局へ。姉へ振り込み。記帳が満杯となったので新しい通帳を発行してもらう。免許証と印鑑がないと発効してくれない。先週印鑑がなかったので断念。
 支所で国保料支払い。職員が前のことで謝る。
 銀行へ。12万円放り込む、通帳が満杯に後一行。新しい通帳を発行してもらう。何も要らない。


11月11日(木)晴
ヴィヴィの様子がおかしいのでよく見ると顎が腫れていて、濡れている。前の病気の再発か。

11月12日(金)雨後曇
 黄砂降る。
ヴィヴィを病院に連れて行く。薬でしばらく様子を見ることにする。
 考えてみれば息子が薬をやっていた。やろうとしても大人しくしない。


11月13日(土)晴
 山へ。クロカワ2枚、出始め。他はなし。カキシメジのようなもの。分からぬキノコ。シロシメジはない。もう終わったが・・・。
 酒と灯油を仕入れる。
 
11月14日(日)晴
 草刈りをしようと思ったが、面倒になった。
 

11月15日(月)曇
 かみさん休み。珍しく家にいる。昼飯焼きめしとそばどっちにするというから焼きめしと答える。俺の分の焼きめしをつくって、カップ麺を自分に部屋にもっていった。
 
11月16日(火)晴
 娘体調悪く、診療所に連れて行く。以外に早く終わり、薬局で待っていた。
山行き中止。

11月17日(水)曇後晴
 娘続いて休む。山へ行く。
 マイ山に少しのアミタケ、キシメジ、名前の分からぬキノコ。山道を歩く。キシメジの出ていたところも何も無し。全く何も生えていない。梨のところまでいって帰る。山肌は乾燥していて全く何もなかった。不思議な光景であった。





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