SSブログ

石のつぶやき392 アメリカも核の最終処分場がない、廃炉より運転継続 [平成阿房伝]

1月27日(金)12 時事通信


核最終処分場の早期建設を=福島原発事故検証も提言―米諮問委
 【ワシントン時事】米国内の核廃棄物処分問題を検討してきた有識者委員会は26日、最終報告書を公表、使用済み核燃料の最終処分場の建設地選定を急ぐようオバマ政権に勧告した。また、東京電力福島第1原発事故を教訓に、原発内で使用済み燃料を管理する現行手法の安全性を再検証することも提言した。

 オバマ政権は2009年、ネバダ州ユッカマウンテンで進められていた核廃棄物最終処分場建設計画を地元の反対で白紙撤回。10年に核廃棄物を安全に保管・処分する長期的解決策を諮問していた。 

同委は、オバマ政権による処分場建設計画断念で、核廃棄物管理政策が行き詰まったと指摘。昨年3月の福島原発事故で問題解決が一層急務になっているとして、地下深層に使用済み燃料を保管する最終処分場と中間貯蔵施設の建設推進を訴えた。 


ふたこと:アメリカで核廃棄物最終処分場建設計画が、地元の反対で頓挫してしまった。処分場が確保できない現状が、老朽化した原発の運転を続けなければならないという結果になっている。運転しているうちは、核廃棄物の最終処分場の決定を先送りできるからだ。日本は現実に廃炉が待っている。それはフクシマ第一原発だけ、1から3号機を廃炉して他の全ての原発を延命させようとしている。原発の寿命は40年であると設計したのである、アメリカは。だから40年が耐用年数とするのが科学的だ。核燃料サイクルとか、プルサーマルとか寝ぼけたことをいって原子力村の利益しか考えない。「もんじゅ」は既に破綻しているにもかかわらず、税金をつぎ込んでいる。原発を再稼働するという前提で動き始めている。  IAEAにお墨付きをもらうために、日本に常駐させる。まやかしである。IAEAは原発推進のための存在でしかない。日本のストレステスト(原発を建設した東芝や日立の子会社が、決められたソフトによる検証をするだけである。格納容器壁や圧力容器壁のサンプルを切り取って、どれだけ核物質が容器を疲弊しているかを検証しなければ何の意味もない。)にゴーサインを出すだけである。そうなると国際的な原子力に権威のあるIAEAが認証したものに、地方の知事や市長や村長が、異を唱えることが出来るだろうか。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。