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石のつぶやき425 250億円普天間に 米、請求 [平成阿房伝]

4月5日(木)12   朝日新聞朝刊


普天間補修費8年分要求 米国、日本に250億円

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の補修費として、2013年度から8年間で約250億円を負担するよう、米政府が日本政府に要求していることがわかった。日本側は、長期の大規模補修に応じれば普天間の固定化につながるとして、難色を示している。  

再編見直しの日米協議で米側が打診した。日本側が補修項目と積算根拠を示すよう求めたところ、米側は13年度から8年分の年度別リストを提示。下士官兵舎や飛行場正門の補修などを先行させ、安全性の観点から補修が必要とされてきた滑走路の整備は8年間の後半に盛り込まれていた。  
今年2月、日米両政府は普天間移設と在沖海兵隊のグアム移転をセットで進めるとしてきた06年の日米合意見直しで一致。グアム移転を先行させ、普天間の名護市辺野古への移設は切り離して進めることで合意した。ただ、普天間の県内移設は地元の反対で見通しが立っておらず、切り離しで普天間が固定化することも懸念されている。
普天間の補修費については、1996年に日米両政府が普天間返還に合意して以降、日本側が16億円を負担。2098,99年度に隊舎の空調改修費、2007年度には滑走路末端表示灯の整備費などに充てたが、返還を求める立場から大規模補修には踏み込んでこなかった。
 このため、日本側は米側の今回の補修費要求について「全額認めれば、少なくとも8年間は普天間の固定化を認めることになる」(防衛省関係者)として、総額の減額や期間の短縮を米側に求めていく方針だ。 一方、当初予定していた2014年の移設官僚は難しいため、「設置から50年以上経過して安全面の配慮は必要だ」(田中直紀防衛相)として、日本側は当面の使用に必要な最小限の負担は認める方針だ。


ふたこと:一番考えねばならないのは、アメリカは自国の戦略の一部として日本を支配して今日まで至ったことだ。そうであれば、アメリカ軍が日本を支配する、そして世界戦略の一環が日本の沖縄であるとすれば、また三沢や岩国でも、アメリカの経費で賄うというのが大人(当たり前)の国である。日本が経済的に繁栄すれば、誰のおかげでこの繁栄があるのかとでも言うように、日本から金をむしり取り始めた。金だけでは済まないとなると沖縄を要石(キーストーン)と位置づけ、現在に至る。その間、沖縄は日本に返還されたにもかかわらず、相変わらずアメリカの戦略の恣意のままに漂流させられた。それはやまとんちゅうが、沖縄の米軍基地の身勝手さを認めざるを得ない、本土にそうされるより沖縄に重要な基地があった方がよいという身勝手な差別の構造を確立したのである。アメリカの日本占領の核心がここにある。 さらに自民党と官僚は、アメリカの言いなりになることを国益として売国奴に成り下がった。その結果を、全て現政権が負わねばならないのである。金がないと言いながら、どの面下げてこのような無駄遣いができるのだ。全て官僚の思し召し・・・。
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