石のつぶやき４５７ 野田は、終わった 原発再稼働、消費税増税

6月16日（土）１２ 時事通信


野田首相、記者会見せず＝大飯再稼働を決断も-
　野田佳彦首相は関西電力大飯原発３、４号機（福井県おおい町）の再稼働を正式決定した１６日、記者会見を開くなどして国民に直接説明することはなかった。

　首相は同日午前、首相官邸で西川一誠福井県知事と枝野幸男経済産業相ら関係閣僚との会合に出席。続く３閣僚との会合では「再稼働することを政府の最終的な判断とする」と表明した。しかし、説明の記者会見は枝野経産相に任せ、昼すぎには公邸に戻った。

　首相は西川知事の求めに応じ、８日に記者会見し、運転再開の意向を表明していた。首相周辺は１６日の会見を見送った理由について、「８日の会見で説明は尽くしているので、必要ない」としている。


ふたこと：１６日の会見を見送った理由について、「８日の会見で説明は尽くしているので、必要ない」としている。これは野田の人格を見事に表している。用事さえ済めば後はどうでもよいということ、国民生活云々と８日に言った、それだけ日本国民が大切であれば、「再起動」を野田の責任において判断したのであるから、国民に説明する、それが国のリーダーというものである。何度でも説明する、それが政治の鉄則である。そしてこの機会を利用して消費税増税についてきちんと国民に説明すべきである。野田はどうしたいのか、将来それはどう国民を幸せにするのか、自民党や公明党に言うのではなく、国民に面と向かって説明するいいチャンスでもあった。それもしなかった、再起動を国民に向けて堂々と宣言して、国民にお願いするのが当然でしょう。原発再稼働反対の国民が多い、そんなときこそ、十分な説明が必要なのに・・・。原発も消費税も終わった、後は知らんという態度だ。くぐつには、そんな知恵も器用さも与えられなかった。これでまた日本は不幸の道を進むことになる。何とかせねば、とおもえどそれを託する政治家が見えてこない。橋下は今回の原発で底が割れてしまった。だれが日本をまともな国にするのか、真剣に考えざるを得ない。

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