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石のつぶやき472 小沢抹殺、おめでとうマスコミの皆様 [平成阿房伝]

7月2日(月)12



        小沢抹殺は成功した、おめでとうマスメディアの皆様

 小沢新党に賛同する日本人は15%以下。反対(無視というべきだろう)80%。見事な世論形成。
 小沢潰しは鳥越にいわせると、20年にも及ぶという。小沢一郎の存在が、詰まるところエスタブリッシュメントにとっては、存在してはならないのだ。

 ということは、田中角栄も抹殺すべき存在であったはずだ。田中角栄は、ロッキード事件で無理矢理幕引きさせられた。彼は「日本列島改造」という持論を持って、政策を行った。考えてみれば、官僚の力をそぎ落としたのだ。その反動として角栄を抹殺する策動がなされた。それがロッキード事件と考えれば、アメリカ発の日本の汚職事件というのはおかしいはずである。なんたらチャンというロッキード側の人間が、免責を条件に角栄に不利になることを証言したのは、やはり変である。ところがこのとき、ロッキードはさらに大きな疑獄を隠蔽するための生け贄だったという話もある。このとき日本の雰囲気は、角栄ならそんなことあたり前的な、つまり政治資金のためなら何でもしているだろうというマスコミの報道に納得していたのだ。それに決定的な鉄槌を、だめ押しをしたのは「田中角栄研究」である。それによって角栄の神話は葬り去られた。
 その愛弟子、小沢一郎はさらに過酷な道を歩ませる。彼が幹事長のとき、次期総理の面接をしたのである。その時の怨念もすべて、小沢抹殺に走ったのであろう。

 わたしも小沢は好きになれない人物という先入観が刷り込まれていることに気が付かなかった。色眼鏡で見ていたのである。エスタブリッシュメントの大勝利である。

 民主党をつくり、自民党に引導を渡した小沢一郎は、日本の将来を担うはずだった。それを潰しにかかったエスタブリッシュメント。未だに検察審査会が彼を捕虜の身としている。狙われたら死ぬまで、追いかけるエスタブリッシュメント、まさにゾンビである。 

哀れなのは日本の民である。これから何もいいこと、ないのですから・・・。
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