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狂牛病(BSE)情報1014 仏で今年二人目のヒトの狂牛病 [平成阿房伝]

7月11日(水)12  The Connexion France


     フランスでまた、ヒトの狂牛病 


ヒトの狂牛病である変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)がフランスで新しく報告された。今年2例目である。

 この病気は致命的で、これまでのところフランスで25人がvCJDで死亡している。 1996年に初めての犠牲者があった。 医者が治療している患者は男性で、治る見込みはない。最近の二人の患者は、存命中である。

住んでいたところなどの詳細はわからない。これまでのところ、犠牲者の8人がIle-de-Franceに住んでいた。残り19人はフランス各地に住んでいた。15人が女性で、死亡年齢や診断された年齢の平均は、36歳である。


ひとこと:イギリスやフランスではヒトの狂牛病をきちんと診断している。それも死亡前である。アメリカは死後の生検(脳のサンプル)でしか確かめられないとしている。ヒトの狂牛病と診断されて脳のサンプルが、米国立プリオン研究センターへ送られる。そこでしか判定しないのだ、ヒトの狂牛病(vCJD)と判定したケースはひとつもない。結果を報告しない。診断するとすればCJD、それも自然に発病するものという。アメリカで3人が、ヒトの狂牛病(vCJD)と診断されている。が、アメリカの牛の肉を食べていない人たちだ。日本の場合は、ひとりだけの例があるとしている。イギリスに滞在していたという。診断方法が確立されていないので、もしあったとしても認知症やアルツハイマー病などに診断されてしまう。  一番の問題は、vCJDのキャリアーが世界中にいるという現実である。輸血や手術器具による感染の可能性が心配される。
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