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狂牛病(BSE)情報1017 11月から米牛肉、月齢20ヶ月から30ヶ月に [平成阿房伝]

7月17日(火)12  ByMichael Kitchen  MarketWatch


          日本、米牛肉輸入の年齢制限緩和へ
ロサンジェルス発 日本政府はアメリカ産牛肉の輸入制限を、現在の月齢20ヶ月から30ヶ月に引き上げることにしたと日経ビジネスは水曜日に報道。2003年12月の狂牛病発生で、日本が米牛肉を輸入禁止する前、輸入牛肉の日本市場は、米国産とオーストリア産が拮抗していた。しかし2005年12月、日本は米国産牛肉の輸入を再開した。2010年度マーケットシェアーをみると、オーストラリアが69%で、アメリカが19%という結果である。今回の日本の動きは、アメリカへの譲歩とオバマ大統領と交渉するTTPへの日本の参加を示すものである。アメリカ当局は繰り返し、さらなる牛肉の市場開放、クルマそれに保険の市場開放を求めていると日経は伝える


ひとこと:今年11月に月齢30ヶ月以下のアメリカ産牛肉が入ってくることになる。4月の加州の乳牛が狂牛病であった。米農務省は、狂牛病由来のBSEではない、自然に発生した非定型の狂牛病(BSE)だとした。自然に発生するCJD(クロイツフェルト・ヤコブ病)は、100万人に1人だという。牛の場合、3500万頭消費しているわけである、年間35頭の狂牛病が発生することになる。それは非定型である。定型は狂牛病に感染した牛の肉を食べたことによっておこる。鶏の飼料に不要の牛の副産物(肉を取り除いたもの)を使用してもよいことになっている。カリフォルニア州の牛は、飼料用であった。牛の飼料に鶏の不要になったもの(羽、糞、食べ残しのもの)を使用することができる。トウモロコシの不作は、このような安い飼料の消費を加速する。この飼料の中に牛の副産物が含まれる、それを牛が食べることになる。カリフォルニアの牛は、それが原因かもしれない。つまり定型の狂牛病だと考えてもおかしくない。  日本で全頭の狂牛病検査をして21ヶ月の牛に陽性の反応が出た。出てもおかしくないのである。それは前の情報1015を読めば分かる。EUでさえ、30ヶ月未満の牛の狂牛病検査をしていない、月齢30ヶ月以下の狂牛病は発生しないと断定しているからである。日本が20ヶ月以下のアメリカ産牛肉の輸入再開したのは、正しい判断である。緩和する必要はないのに、野田はTPPの交渉前に緩和した。これでは交渉も何もあったものではない。日本国民を狂牛病の危機に曝して平気なのである。今現在の20ヶ月以下の米国牛肉も、本当の月齢は分からない。トレーサビリティが確立されていないからである。一部が自主的にしているだけだ。牛のプロは、牛の歯で年齢を判断するそうな。アメリカは常にいう、アメリカは科学的根拠にしたものでしか、ものごとを判断しないと。
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