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石のつぶやき488 5倍以下で十分?1人1票 [平成阿房伝]

7月25日(水)12 時事通信


参院「4増4減」成立へ=自民賛成、来夏から実施
 与野党は25日、国会内で参院選挙制度協議会を開き、座長の一川保夫民主党参院幹事長が先に提示した、選挙区の「1票の格差」是正のため定数を「4増4減」する私案について協議した。自民党は賛意を表明し、今国会で是正策を盛り込んだ公職選挙法改正案が成立する見通しとなった。来年夏の参院選は新たな定数配分で実施される。

 私案は、定数4の福島と岐阜を2議席ずつ減らし、定数6の神奈川と大阪を2議席ずつ増やす内容。改選数1の「1人区」は現行の29から31に増える。これにより、1票の格差は現行の5.124倍から4.746倍に縮小、裁判所の違憲判断の目安とされている5倍を切る。ただ、比例代表を含めた総定数は据え置き、選挙制度の抜本改革は2016年の参院選まで先送りされる。 


7月19日(木)12  読売新聞


衆院「0増5減」案で自民、執行部に対応一任


 自民党は19日午前の政治制度改革実行本部と選挙制度調査会の合同会議で、衆院の「1票の格差」是正に向け、小選挙区を5県で1減する「0増5減」を先行実施する法案について、党執行部に対応を一任することを決めた。

 同党は他党の動きを見極めた上で、今国会に提出する方針だ。

 合同会議では、参院選挙制度協議会の一川保夫座長(民主党参院幹事長)が示した参院選挙区定数の「4増4減」案を了承した。

 谷垣総裁は合同会議で、「1票の格差は解決しておく必要がある。我々も具体的な弾を込めて進んでいかなければならない」と述べ、「0増5減」の先行実施に強い意欲を示した。

ふたこと:消費税増税の前にやることがある。官僚、政治家が身を切らなければならない。その一つが議員定数削減と「1票の格差」の問題である。国家公務員の給料が平均7.8%削減の特例法案が可決された。この法案は平成25年3月までだ。まやかしでしかない。政治家の定数削減は、「5減」という結果だ。衆議院定数を半減する。参議院定数を3分の1にする。これぐらいのことをしなければ、身を切ったことにならない。その上で1人一票にしなければならない。5倍以下であればよいという、自民党の意向そのものだ。1人一票が当然であるにもかかわらず、裁判官は政権政党の言いなりであった。いまだに格差が5倍以下なら、というこの厚かましい自民党、それに賛成する政党は全て排除しなければならない。民主主義の根本を平気で崩してそれが当たり前としてきた。日本に本当の意味での民主主義は育たなかったのだ。民主党の誕生は、その兆しであったはずなのだが、自民党に飲み込まれてしまった。民主党の政治家と称するものたちよ、おまえらは何を国民のためにしたいのか。何もないだろう。恥という言葉も通じない「けつの穴」でしかない。
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