SSブログ

石のつぶやき505 野田は中国と対峙するつもりなのか? [平成阿房伝]

9月11日(火)12    時事通信

尖閣購入を閣議決定=地権者と売買契約を締結


 政府は11日午前の閣議で、沖縄県・尖閣諸島を国有化するため、購入費用として2012年度予算の予備費から20億5000万円を拠出することを決定した。この後、地権者と島の売買契約を締結し、尖閣諸島を国有化した。これに対し、尖閣諸島の領有権を主張する中国は周辺海域に海洋監視船を派遣、両国間の緊張が一段と高まった。

 国が買い取るのは、魚釣島、北小島、南小島の3島。尖閣諸島を長期にわたって平穏かつ安定的に維持・管理していくのが狙いで、国有化を通じて実効支配の強化を図る。国有化後の維持・管理は海上保安庁が行う。

 藤村修官房長官はこの後の記者会見で、中国や台湾が尖閣諸島の領有権を主張していることに関し「他の国や地域との間で何ら問題を惹起(じゃっき)するものではない」と強調。反発を強める中国について「誤解や不測の事態を回避することが重要だ」と、これ以上の関係悪化を招かないよう努める考えを重ねて示した。

 閣議決定を受け、外務省の杉山晋輔アジア大洋州局長は11日午前、羽田発の民間機で北京へ出発した。中国外務省の羅照輝アジア局長と会談する方向で調整しており、中国側に国有化の経緯や狙いを説明したい考えだ。 


ふたこと:これが今回の事態を出来させた一報である。このような事態が起きることは火を見るより明らかであったはずだ。 動機は何だ?東京都知事の挑発に何も考えないで、乗った。都の現地調査と無人島に上陸した、これだけでも中国にとっては大問題である。そこに唐突に野田は、国有化する、地権者とされる人物から3島を買い取るという。しかも実行支配云々を言い出した。ということは、竹島や北方4島は諦めるということになってしまう。それでも野田は12月に訪ロするといっている。支離滅裂だ。  今回のことは、野田が己の権力維持しか考えていないということの証明である。閣内には異論はなかったのか、一蓮托生ということか。このことが日本人を大変なことに巻き込んでしまう。  平和裡に領土問題が解決されるのが、一番大事なことである。そのためには政権が安定しているということが大前提であろう。日本はこれからどうなるか、全く見通しが立たない状況にある。野田が己の権力維持に利用したとしか考えられない。どうやって交渉をするのか。  そしてさらに一番の問題は、中国の国内問題である。10月に権力を委譲される習近平氏が、9月に入って10日間姿を見せていないという重大な現実だ。これが何を意味するかは後になって明らかになる。しかし、中国トップ不在の状態では、何が起こるかは、予想することはできない。不測の事態が起こってもおかしくないのだ。野田は日本人にそれだけの覚悟をさせるのか。アメリカが助けてくれると思っているのだろうか。アホなことをしてくれたで済めば、よいのだが・・・。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。