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石のつぶやき518 フクシマ第2原発、検証なしで再稼働? [平成阿房伝]

10月2日(火)12 読売新聞


原子炉圧力容器の燃料をプールに…福島第二


  東京電力は2日、東日本大震災で被災した福島第二原子力発電所(福島県楢葉、富岡町)4号機で、原子炉圧力容器から燃料を取り出し、隣接する使用済み燃料プールに移す作業を報道陣に公開した

 プールには震災前から約1700体の使用済み核燃料が入っており、燃料を一か所に集めて維持・管理しやすくする。

 作業は1日から始まった。圧力容器には燃料集合体が764体入っており、原子炉建屋最上階(6階)にあるクレーンを自動で動かし、1体あたり約10分かけて容器からつり上げて移動させた。24日までに燃料の取り出しを終え、容器の損傷の有無をカメラで確認する。

 震災時、第一原発から約12キロしか離れていない第二原発にも約9メートルの津波が来襲した。4号機では原子炉の冷却に必要なポンプや電源が水没し、柏崎刈羽原発から運び込んだ代替のモーターなどを使って冷温停止にこぎつけた


ふたこと:フクシマ第一原発の陰に隠れて何の情報もない、フクシマ第2原発。結論を言えば、再稼働前提の伏魔殿。フクシマ第一原発同等の被害を受けているはず、その情報は意図的に隠されてきた。日本政府(官僚)と原子力村の大きなメッセージ。それ故マスメディアは、報道する気も何もないのである。広告料にたかるハイエナでしかない。 この報道は、フクシマ第2原発が1年6ヶ月かけなければ、冷水状態にならなかった深刻な状況を証明したに過ぎない。全く検証がなされないまま再稼働となるフクシマ第二原発、「1~3号機でも冷却状態を戻るのを待って、燃料の移動を始めるという。」(10月3日朝日新聞)これはフクシマ第2原発も、第一原発と変わらないということである。何も信じることができない、それがこの本質である。
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