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石のつぶやき605 復水器は壊れていた、だから嘘を言う東電 [平成阿房伝]

2月12日(火)13 時事通信


東電社長「部長の思い込み」=虚偽説明で参考人招致―衆院予算委-

 東京電力福島第1原発1号機の現場調査を求めた国会の事故調査委員会(解散)委員に、東電の玉井俊光企画部部長(当時)が「建屋内は真っ暗だ」などと虚偽の説明をした問題で、衆院予算委員会は11日、東電の広瀬直己社長を参考人として招致した。広瀬社長は「企画部長は暗いものだという思い込みで説明した」とした上で、「改めて現場調査をしていただくため、どこが危険なのかなど私どもの知見を最大限活用していただきたい」と協力を表明した

 辻元清美議員(民主)の質問に答えた。

 広瀬社長は「誤った説明をしたことは大変申し訳ない」と謝罪。「玉井部長は上司に相談せず、誤った思い込みのまま説明をした」と述べ、組織的・意図的な説明ではなかったと釈明した。また、虚偽説明の経緯について「外部の調査も受け入れていく」とした。
 原子力規制委員会の田中俊一委員長も答弁で、「議論になっている場所は非常に線量が高い所なので、その点も踏まえてできるだけ早期に調査に取り組みたい」と述べた。 


ふたこと:肝心要は、いわば生命線である原発の事故が起きたとき、非常用復水器(IC)がはたらかなかったことを国会事故調は問題にした。だからそのことを確認したかっただけだ。誰それが嘘を言ったとか、どうのこうの問題ではない。問題はそんな嘘を言った東電の意図が何であったか、ということだけだ。つまり不都合であっただけの話だ。その一番、もっとも問題にすべきICがどうであったことだけが問題なのである。それを追求していない。嘘を言ったかでどうかで、「御免」で済ませている。不都合な現実が意図的に隠されているから、原発の本当の姿が見えない。これは官僚と原子力村が相俟って、原発をまだまだ推進するという決意表明なのだ。だから隠蔽する。
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