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石のつぶやき608 対ドル円安16%、これはもうハイパーインフレ [平成阿房伝]

2月14日(木)13 時事通信


輸入物価上昇は価格転嫁を=円安で―甘利経財相

 甘利明経済財政担当相は14日の記者会見で、円安に伴う輸入物価の上昇に関連して「企業が輸入物価の上昇を価格転嫁できずに利益や人件費を削って対応するという事態から、一刻も早く脱却することが順調にいくかどうか(が大事)だ」と語り、値上がり分を国内向け製品や輸出品の価格に上乗せすることが重要だと強調した。 

ふたこと:こんなことを言う経済財政担当相って誰のために仕事をしているのだろう。円安にしたから高くなった輸入品を早く値上げして、日本国民に負担を強いろと言うのと同じことである。デフレーションをとにかく、インフレーションにもっていきたい自民党政府の焦りが感じられる。自民党のための円安であって国民は、その負担だけを強いられる。輸出企業だけが恩恵を受けるきわめていびつな円安導入である。円はドルに対してすでに16%以上下落している。この影響は、輸入品の価格が20%近くの値上げとなって跳ね返る。この不当な現実を見つめなければならない。株が上昇したことで景気がよくなったような錯覚に踊らされている「アホのミックス」の魔術のカラクリである。金持ちだけが株で儲けている、海外の投資家だけがぼろ儲けして日本にそれほどの恩恵はなく、その反動は日本国民に襲いかかる。自民党を選択したとき、2%のインフレ・ターゲットを選んだ。しかしドルで輸入すれば、すでに16%以上よけいに支払わなければならない。灯油やガソリンはすでにそうなっている。これはもうハイパーインフレである。G20の各国は、日本のお手並み拝見と見なした。
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