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石のつぶやき617 道徳を教科(強化)に、過去に目を瞑る自民 [平成阿房伝]

2月26日(火)13 時事通信


道徳教科化へ検討開始=「心のノート」も改定―下村文科相-

 政府の教育再生実行会議が、いじめ問題の本質的な解決のためとして道徳の教科化と内容充実を提言したことを受け、下村博文文部科学相は26日の閣議後会見で、教科化の前提となる学習指導要領改定に向け、有識者会議で検討を始めることを明らかにした。

 文科相は教科化について「既存教科と同じように(成績を)評価することはなじまないが、人として生きていく上で知っておくべきことをきちっと教えることが必要だ」と述べた。

 また、文科省が作成した小中学生向け道徳教材「心のノート」を2014年度から全面改定する。民主党政権が予算削減のため配布をやめたが、政権交代で13年度からの全員配布が復活している。 


ふたこと:あべのひとつおぼえ。というより自民党の、昔はよかったというプロパガンダ。つまるところ、戦争を鼓舞する修身が日本にふさわしいといっている。二宮尊徳なのである。今では道徳と名を換えた、だけの話である。戦前回帰が見え隠れする自民党政治。「神の国」が一番正しき日本の姿だとしか思っていない。それが日本の民に塗炭の苦しみを破壊的なまでにあじわせたという歴史的認識、日本帝国が何をしてきたか、間違ったもの、それらをきちんと拾う。そこからしか新しい日本の姿は、見えてこない。きちんと過去と向き合うことでしか、日本の未来は見えない。そのような真摯な作業なくして「未来志向」などあり得ない。
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