SSブログ

狂牛病(BSE)情報1061 群馬の水道水から病原性原虫ジアルジア [平成阿房伝]

2月27日(木)13 朝日新聞デジタル


群馬の水道水から病原性原虫検出 「生水飲まないで」

 群馬県企業局は26日夜、県営浄水場の県央第一水道(榛東村)で浄水した水道水から、下痢や腹痛の原因となるおそれがある病原性原虫「ジアルジア」を検出したと発表した。同局は給水は止めず、「生水としては飲まず、煮沸してから飲んでほしい」と呼びかけている

 3カ月に1度の定期検査で、25日午前9時前に採水したサンプル(20リットル)を検査した結果、1個体が検出されたという水道法の基準では、検出されないことと定められている。26日分のサンプルからは不検出で、市町村への給水地点ですべて不検出なら、27日中にも飲用可能とするという。

 同浄水場は利根川を水源とし、群馬県内の前橋市、高崎市、吉岡町、榛東村に給水している。同局は対象市町村と連携し、広報車を走らせ、煮沸してから飲むよう注意を促している。健康被害などの報告はないという。

 ジアルジアは哺乳動物の腸に寄生し、感染した動物の糞便(ふんべん)から外に排出される。河川の水にも動物を介して混入する可能性があるという


ひとこと:ジアルジア症は過去数十年間にわたって、わが国では忘れ去られた感染症の1つであったが、免疫不全者の感染、水系感染による集団発生事例などから、重要な再興感染症の1つとしての認識が必要である。 嚢子(のうし;原生動物が体表に堅固な膜を分泌して休止の状態にあるもの。広辞苑より引用)は水中で数カ月程度は感染力が衰えず、小型であるため、浄水場における通常の浄水処理で完全に除去することは困難とされる。塩素消毒にも抵抗性を示す。(国立感染症研究所)さすが国立感染症研究所、予見までしています。世界で20%のヒトが感染している。しかし衛生一流国の日本には、あってはならない話である。厄介ななものです。やっつける手段がないのですから・・・。暑いところで発生しやすい原生虫がこの寒いときに発生しているのが気になります。夏場から生きながらえてきたものか、何しろ嚢子ですから。放射能といい、また2.5MPといい。また心配の具体的な種が増えてしまった。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。