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狂牛病(BSE)情報1070 規制緩和が狂牛病を加速させた [平成阿房伝]

4月13日(土)13  Portsmouth News by Chris Broom the news.co.uk


   息子の死は、マーガレットサッチャー政府の責任と糾弾する喪中の母は、前首相の国葬の日に息子の墓地で抗議をする

クリスティン ロードさんは2007年24歳で息子アンドリュー氏が亡くなった後、ヒトの狂牛病を認知させる啓蒙活動を行ってきた

 ロンドンでレディサッチャーの国葬に何百万ポンドの税金が使われる水曜日に彼女は、ポーツマスのキングストン墓地で息子の墓の傍に立っているという

サウスシーWilton Terraceのロードさんは、息子の死は無法な人殺しだという、そしてBSEと知られる牛海綿状脳症に汚染された牛肉を食べて変異型クロイツフェルトヤコブ病(vCJD)に知らず知らずのうちに何千もの人が罹るだろうという

 この病気の潜伏期間は知られていない、だがヒトでは最長50年になるかもしれない。

ロードさんはどこからみても健康な子が、vCJDに感染して目が見えなくなり、認知症になり、四肢麻痺という結果をもたらした。彼女は本を書き終えた。狂牛病スキャンダルの真実を追究するものだ。

 「アンドリューは、サッチャーと政府が危険であると知っていたBSEに感染した牛肉を食べたか、摂取した」と彼女はいう。真実を求めてアンドリューの死後、行動してきた、と。

 わたしの究明で「誰がわたしの息子を殺したのか?」という本ができた。その中でサッチャーイズムの嘘と汚職を暴いた。そして強欲の一方的な政策がいかにBSEに汚染された牛肉をつくり出し、許容されたかを

 サッチャーは何百万人にもなるかもしれない怖ろしい健康時限爆弾を残していった。何人のヒトが病気を発症するかは分からないが・・・。

 わたしの息子は貪欲と強欲に究極の代償を支払った

 私はその絢爛さに驚いた。狂牛病の危機にイギリスを陥れた首相へ払われる式典と讃辞を。

 私の息子の若い人生はちっぽけなもので、サッチャーは聖者かなにかのように盛大に扱われていることに惨めな気持ちに陥っていると

 BSEの流行は1993年英国でピークとなり、毎週新しく1000頭の牛が狂牛病とされた。

 サッチャーは月曜日、脳梗塞で死んだ。


ひとこと:「鉄の女」と賞賛されることしかなかった日本のサッチャー像。サッチャーの規制緩和政策は英国民に格差をもたらし、狂牛病の恐怖を置きみやげにしていった。そして今の日本では、狂牛病が過去のことのように論じられている。日本の牛ならそうかもしれない。それが全頭検査の結果がもたらした本当の安全である。アメリカの牛は去年4月狂牛病と判定されたのである。まだ去年の4月だ。それでもアメリカの牛肉の月齢を30ヶ月以下に緩和した。そして30ヶ月以上に緩和するという。誰のためにこんなことを決めようとしているのか。検査も48ヶ月以上にすると言い出す。まさしくTPPにつんのめって日本人の健康など何も考えていない。TPPは護るべき国民の安全安心の基準を全て反故にしていく。一番緩い基準に引き下げられるということである。安心と安全の基準は、その国の国民の生命を守るものである。規制をよいことに官僚のやりたい放題の問題もある。それは当たり前の政策を政治がしなかった結果である。狂牛病のことを考えれば、苦肉の策であったにせよ、全頭検査は必要悪であった。その結果、21ヶ月の牛に狂牛病が発見された。だから米牛肉の輸入月齢を20ヶ月以下とした。蓋し正しい判断である。もし全頭検査をとりやめるなら、20ヶ月以下の牛の検査を止める。それが今することなのだ。それが正しい政策だ。
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