狂牛病（ＢＳＥ）情報１０７３ 英国でヒトの狂牛病！？

５月２１日（火）１３　　　By Euan Stretch Mirror Online


「 狂牛病 」 警告 ：患者はＣＪＤの疑いで病院で治療
名前は明らかにされない患者はＣＪＤと知られているクロイツフェルトヤコブ病にかかったのではないかと、公衆衛生予防局は発表。

　公衆衛生局の責任者は昨日の夜、ヒトの狂牛病の疑いのある男の患者が病院で治療を受けていると公表。

　名前が明らかにされない患者は、ＣＪＤと知られているクロイツフェルトヤコブ病にかかって恐れがあると、公衆衛生予防局はいう。

　ＣＪＤは家畜の病気ＢＳＥ、イギリスで何百万頭もの牛を屠畜することになった。そして英国の牛肉は１９９０年代の初頭に世界中から輸入禁止にされた。

　（略）

　西SussexのChichester出身の患者の検査は続けられ、現在ヒトの狂牛病のイギリスでの死亡者は１７６人であるが、この５倍になると恐れられている。　しかし感染は食品からはない、ただ感染した血液や他のものから感染する可能性がある。

　２００７年たった２４歳で死んだ息子Andrewの母親であるChristine Lordさんは昨夜、「この病気になる最悪の可能性がある」。

　「これはまさに時限爆弾なのです。この国の血液は安全ではないのです。献血する人を篩にかける有効な検査をする必要がある。

　公衆衛生予防局の独自の調査によると、60,000人がＣＪＤのキャリヤーであると。

　この病気には４つのタイプがある。狂牛病が原因である変異型ＣＪＤ（ｖＣＪＤ）、これを発症するのは若いひとに多い。自然に起こるＣＪＤの患者数は、イギリスでは８５％にのぼる。

　たまに起こる型は、自然発生的にか、脳や目の手術、あるいは成長ホルモンの使用によるものとされている。

　研究者はプリオンと呼ばれる不遜なタンパク質がヒトや動物の、ｖＣＪＤとＢＳＥも含めて神経の病気の原因であるとされる。

　ＨＰＡは昨日、「ＣＪＤはきわめて珍しいヒトの病気である」と強調した。 　


ひとこと：ヒトの血液に流れた狂牛病は、いつ現実の問題になるかは分からない。イギリス以外の国で問題にならないのは、検査されていないからであるか、公にされないかである。あるいはヒトの狂牛病が認知症やアルツハイマー病にされている可能性がある。だから現実は分からない。

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