狂牛病（BSE)情報１１０５ ブラジルで狂牛病発生！？

４月２５日（火）１４　　Reuters

ブラジル、狂牛病　調査中

　ブラジルは非定型の狂牛病の可能性について調査していると農務省は火曜日、発表。同じようなことがちょうど１年前にあったとき、数か国はブラジル産牛肉の輸入を禁止した。

　Mato Grosso州の屠畜場の定期検査で検査官が神経系統に問題がある牛を発見したと担当者がe-メールをよこしたという。

　疫学的な検査は途上で、非定型の狂牛病か、通常の狂牛病か確認されていないと、メールはいう。

　２０１２年の終わりにParana州で２年前に死んだ牛が狂牛病を起こすタンパク質がみられることが、検査で明らかになった。しかしその牛は症状が出ず、自然死したという。

　今回も飼料から感染したものではなく「非定型」の、自然発生的になったものとされている。通常の狂牛病は草食動物の脳や脊髄組織で飼育された場合に起こるものである。ブラジルを含めてほとんどの国は、そのような飼育を禁じている。

　２０１２年イギリスでParana州の牛が検査され、非定型と確定された。しかし世界動物保健機関（OIE)はブラジルを狂牛病の清浄国のままにしている。

　そうであっても韓国、中国やエジプトは、部分的か全面的にブラジルの牛肉の輸入を禁止している。ブラジルは世界で一番の牛肉輸出国である。

　

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