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石のつぶやき787 福島原発第一のがれき処理で4兆ベクレル [平成阿房伝]

7月14日(月)14 毎日新聞



<福島第1>放出量は最大4兆ベクレル がれき撤去で東電


 東京電力福島第1原発で昨年8月のがれき撤去時に放射性物質が飛散し、20キロ以上離れた福島県南相馬市の水田を汚染した可能性がある問題で、東電は14日、同原発からの放射性セシウムの総放出量を最大4兆ベクレルと試算していたことを明らかにした。しかし「かなり大づかみな計算」として公表せず、市にも伝えていなかった。
【ニュースの一報】がれき撤去で放射性物質飛び水田汚染か

 東電によると、敷地内や同県双葉、浪江町のモニタリングポストで実測した空間放射線量の上昇度合い、気象データを基に放出量を試算。がれき撤去で放出されたのは1時間当たり1000億~1兆ベクレルで、放出時間は計4時間と推定した。4兆ベクレルは、事故後の福島第1原発から1日に放出される放射性セシウムの1万倍以上に上る。
 南相馬市には、セシウムが最大で1平方センチ当たり0・04ベクレルが沈着したと見積もった。東電は「極めて微量な放射性物質が南相馬まで到達した可能性は否定できない」と説明しつつも、同市のコメから基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超えるセシウムが検出されたこととの因果関係については「事故直後の放射性物質によるものかもしれず、断定できない」としている。

 東電は農水省の要請で、この試算を実施。4月に農水省に結果を伝え、6月には県にも情報提供したという。【岡田英】


ふたこと:これは京大がたまたま測定していたときに線量が補足されたからばれただけだ。人の命に関わることを、つまり高濃度のがれきを処理するという事柄を、公表もせず秘密裏に行っていたのだ。たまたまばれただけだ。ということは、日常茶飯事に大量の放射能が飛び散っていることになる。高濃度の汚染水は海に流れているのだろう。秘密保護法案を先取りしている。こういったデータを隠すために秘密に指定しなければならないのだ。民主主義とは秘密のものがなく、すべからく開示された環境でなされる政(まつりごと)である。だから政治なのである。日本には元々そのような土壌は、育めなかった。明治回帰の勢力との戦いであったのだ。これでは世界に通用する民主主義的な国家、世界をリードする国にはなり得ない。国家の品質の問題である。そのことが今問われているのである。
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