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石のつぶやき1099 錯誤ということ [平成阿房伝]

3月3日(金)17

錯誤ということ

 面妖な、異形なものが画面に映っている。チャンネルを間違えたのかと錯覚したほどだ。何でこいつがここにいるんだよ!この異常さが、このスキャンダルの全てを物語っている。それも2日続けてである。安倍云々首相がただならぬ状況であることを奇しくも証明しているのである。このモーニングショーを何とかしろ、と送り込まれた正義の使者のつもりなのだろう。笑止千万。

 しかし立ち止まってよく考えてみれば、番組の独立性もテレビ局が権力に阿ればたちどころになくなってしまう。凄まじいメディアの姿を見てしまった。劣化したとか、弱体化したというような範疇ではない。やはりもう終わってしまっていた。権力の不正を取り上げ暴くのが本来の姿であった。それは期待できなくても今回の安倍云々晋三記念小学校は、みんなやれるようになったのだから何も怖いものは無いはずだ。ところがモーニングショーは標的にされたのか、安倍のシンパが牛耳っているのか、場を読めないアホがいるのだ。これを錯誤と言わずになんと言おう。

 「錯誤」と言えば、こんな言葉が土地取引に使われることを初めて知った。無知ですね。

「①平成24年10月22日に、「平成24年7月1日 現物出資」を原因として、新関空会社に所有権が移転
②平成25年1月10日に、「錯誤」を原因として、①の所有権(新関空会社)が抹消
されている。
つまり、問題の土地は、国から新関空会社に現物出資されたことになっていたが、その現物出資が「錯誤」で無効だったとして、国に戻り、その後、問題とされている森友学園との間で定期借地契約や売買契約が行われたりしたのである。」(郷原信郎が切る)

新関空会社のこの土地は、伊丹空港の騒音問題で国交省がもともと買い取った土地である。その中の1件だけが「錯誤」として国交省(航空局)に戻っている。摩訶不思議としか言いようがない。はっきり言えばあり得ない。そのからくりが安倍云々晋三記念小学校なのである。だからこの取引は非開示であった。国のこのような取引で非開示はあり得ない。国(国民)の財産の取引は透明でなければならない。そうでなければ強いものが国民の財産を食い物にできるからだ。今回のように・・・。

 あり得ないことが起こった。そして取引の経緯は破棄したという。違法である。こんなことを黙ってしていたのである。ばれなければよいようなことを今までもやってきていたのだろうか?もしそうであれば日本はもう法治国家ではない。この件の始末もできない、あるいは隠蔽する権力であれば、安倍云々政権がそうであれば、安倍云々が関わっていたと言われても仕方あるまい。

 

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