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狂牛病(BSE)情報1089 米オレゴン州で羊の狂牛病、300頭安楽死 [平成阿房伝]

11月1日(金)13    Garrett Andrews NRToday


   羊の病気がダグラス郡(オレゴン州)で発生;300頭が安楽死


ローズバーグ(Roseburg)牧場の羊300頭を安楽死させたのは、家畜の病気が広がるのを事前予防しているのだとオレゴン獣医師は木曜日、発表。

 羊生産業者に2008年以来、オレゴン州最初のスクレイピーに関する情報はあまりにも少なかった。

 「とんでもない噂が飛び交っている。スクレイピーに関する情報が可能な限り正確なものであることだ。そうでなければ我々全ての市場に影響を与える」とオレゴン羊生産者協会会長、Dixonville 牧場の経営者のジョン・ファインは言う。

 州獣医のブラッド・リーマスターはローズバーグ東方の300頭の羊だと木曜日にいう。しかし牧場の名は明かさなかった。

 1頭が検査でスクレイピーの陽性と出た。スクレイピーは不治の脳症で羊や山羊の狂牛病と同じものである。その羊は予防のために安楽死させたと獣医師はいう。

 「集団発生ではない。たった1頭だ。安全を脅かすことはない。食の安全の問題でもない」という。

オレゴンではここ10年間スクレイピー撲滅運動を州と国の農務省(USDA)によって行ってきた。アメリカ農務省動物と植物視察スポークスウーマンのリンゼイ・コールは言う。

 感染していたダグラス郡の羊は、屠畜場での通常のサンプリングで見つかったもの。血液検査は残りの羊全てに行った。遺伝的にスクレイピーになりやすいとされた羊達が安楽死させられたと彼女はいう。

 死んだ羊の肉は流通していないと、コールはいう。 

州の獣医であるリーマスターは8月下旬にスクレイピー検査の陽性が発見されたが、国は10月に牧場を閉鎖して公表が遅れたという。

「略」

 この夏の検査、陽性の発見で2005年以来オレゴンでは3度目となる。

 この1年間で18頭の羊がスクレイピーであるとUSDAは公表した。そのうち1頭がダグラス郡の羊であった。リーマスターは生きた羊を検査するのは非現実的だと述べる。 「以下略」(敬称略)


ひとこと:この地方(ダグラス郡)で初めて羊の狂牛病(スクレイピー)が発生したのが2005年。そして2008年、それに2013年8月に発生したことになる。発生は続いていることになろう。だからスクレイピー撲滅運動をしている。オレゴン州ではここ10年間ということだ。スクレイピーも狂牛病もわずかなサンプリングで済ませている。病気の家畜が流通してもおかしくない。狂牛病検査は、4000万頭のうち4万頭の牛が検査されているという。スクレイピーは人に感染しないとされている。そうすれば検査も甘い。病気の羊の肉が流通していてもわからない。なにしろヒトには感染しない、つまり狂牛病のような症状は出ないということか。
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